BigFix Explorer のインストール
BigFix マスター・オペレーターは、BigFix Explorer を BigFix 環境にデプロイし、REST API を使用してセッション関連度を評価できます。
BigFix Explorer アプリケーションは、クライアントがすでにインストールされ実行されているマシンにインストールする必要があります。これにより、クライアントを使用して BigFix Explorer インスタンスを管理できます。インストールは Fixlet を介してのみ提供されます。
BigFix Explorer には、ルート・サーバーに登録するための証明書が必要です。証明書は、実行中にインストール用の Fixlet によって自動的に提供されます。証明書の管理ついて詳しくは、BigFix Explorer の管理を参照してください。
BigFix Explorer サービスは、管理ユーザーおよび非管理ユーザーとしてインストールできます。アンインストールは、BES Remover およびBigFix Explorer のアンインストールで説明されている専用の Fixlet を介してサポートされており、BigFix Explorer インスタンスに関連するすべてのものがクリーンアップされます。
BigFix マスター・オペレーター (MO) としてログオンすると、ターゲット・クライアント・マシンに BigFix Explorer (バージョン 11.0.x) と呼ばれる BigFix Explorer のインストール用 Fixlet をデプロイすることで、BigFix Explorer インスタンスを環境にデプロイできます。
Fixlet ペインの「デプロイ構成」セクションで、Fixlet を実行する前に次のフィールドを設定する必要があります。
- (必須)「ターゲット・エンドポイントのホスト名または IP を指定」に、BigFix Explorer をインストールするターゲット・クライアント・コンピューターのホスト名または IP アドレスを入力します。
- (必須)「Explorer の HTTPS ポートの指定」で、BigFix Explorer が REST API を提供するために使用する HTTPS ポートを入力します。このポートは、デフォルトでは 9383 です。
- (オプション) 非管理ユーザーを使用して BigFix Explorer をインストールする場合は、「特権を持たないユーザーを使用」というチェックボックスをオンにします。
- (オプション) 上記のチェックボックスをオンにした場合、非管理ユーザーの ID とパスワードを、「非ルート・ユーザー名を指定」フィールドおよび「非ルート・パスワードを指定」フィールドにそれぞれ入力します。
BigFix Explorer をインストールしたら、サーバーとの通信に使用されるポートが許可されていることを確認してください。ポートの値は、インストール時に次のように計算されます。サーバー・ポート番号はインストール中に BigFix 管理者による設定が可能で、デフォルト値は 52311 です。サーバー・ポート番号はインストール中に BigFix 管理者による設定が可能で、デフォルト値は 52311 です。これは、デフォルトで BigFix Explorer はポート 52315 で BigFix サーバーと通信することを意味します。
サーバー・ポート番号について詳しくは、「ライセンス証明書の要求とマストヘッドの作成」および「マストヘッド・パラメーターのカスタマイズ」を参照してください。
BigFix Explorer のアップグレード
BigFix マスター・オペレーター (MO) としてログオンすると、ターゲット・クライアント・マシンに「更新済み Explorer」と呼ばれる BigFix Explorer のアップグレード用 Fixlet をデプロイすることにより、環境内の BigFix Explorer インスタンスをアップグレードできます。