パッチ適用方式
BigFix では、ネイティブ・ツールを使用することで、パッチ管理ソリューションの柔軟性を向上します。
すべての Amazon Linux コンテンツの Fixlet では、Amazon Linux のデフォルトのパッチ・マネージャーである Yellow dog Updater Modified (YUM) が使用されます。YUM は、Red Hat Package Manager (RPM) パッケージを更新、インストール、および削除するパッケージ管理ツールです。YUM ではコマンド・ライン・インターフェースを使用して、パッケージのインストール、アンインストール、および更新の処理を単純化します。これらの処理では YUM リポジトリーへのアクセス権限が必要です。
YUM はこれらの EDR ユーティリティーを置き換え、より柔軟なパッチの適用を可能にし、Red Hat ソリューションおよび Amazon Linux ソリューションと歩調を合わせた結果をもたらします。YUM を使用する Amazon Linux サイトでは、依存関係の問題が軽減し、パフォーマンスが向上するため、以下のサイトを利用できます。
YUM ユーティリティーの設定
YUM ユーティリティーを適用する「BigFix Patch for Amazon Linux」サイトでは、
/etc/yum.conf 内の Fixlet 設定を使用します。ただし、以下の YUM 設定は除きます。- cachedir
- keepcache
- プラグイン
- reposdir
- pluginpath
- pluginconfpath
- metadata_expire
- installonlypkgs
ネイティブ・ツールのコンテンツでのファイル関連度の識別
ネイティブ・ツールは、EDR と同じ方法でファイル関連度をキャプチャーします。どちらの方法でも、関連句 exist lower version of a package, but not exist higher version of it がチェックされます。同じ適用環境に両方のツールが適用される場合、関連度結果は同じです。