次の編集: Automation Plan

Automation Plan ダッシュボードで編集することで、Automation Plans を変更できます。通常は、既存計画やサンプル計画をコピーして、ステップを変更したり別の対象を割り当てたりして、別の自動化シナリオ用にカスタマイズまたは更新します。計画を迅速かつ容易に変更できます。既存のステップを新しいステップと簡単に置き換えたり、ステップを計画内の新しい位置に移動させたり、既存のステップの前や後ろに新しいステップを追加したりできます。既存のステップを新しいステップで置き換えると、置換後のステップで、元のステップの対象と失敗ステップ設定が維持されます。

始める前に

BigFix または console として master operator console operator にログオンする必要があります。Automation Planを作成または編集するには、「カスタム・コンテンツ」権限が必要です。

このタスクについて

Automation Planを編集すると、Automation Plans ダッシュボードの利用可能な Automation Plans のリストが自動的に更新されます。使用可能な Automation Plans のリストを手動で更新するには、ダッシュボードの「最新表示」アイコンをクリックする必要があります。

Automation Plan step は、FixletTask、または Baseline です。steps は、「自動化プラン」ダッシュボードの「フロー」タブに表示された順番で実行されます。「ステップ」タブの BigFix「ソースに移動」アイコンをクリックすると、consoleTask Fixlet Baselinestep、または step パネルを表示できます。「ステップ」タブの BigFix の名前をクリックすると、console 内の TaskFixlet Component Baseline または Component パネルを表示できます。「ステップ」タブに戻るには、メニュー・バーの「戻る」をクリックします。

重要: stepAutomation Plan を追加すると、 FixletTask 、またはベースラインのコピーが計画に追加されます。Fixlet への追加後に、TaskBaseline、または Automation Plan が変更された場合、変更内容は Automation Plan のコピーには反映されません。ソース・コンテンツが変更されると、ソース・コンテンツが変更されたことを示すアイコンが「Server Automation」に表示されます。その後、 Automation Plan を更新し最新の変更内容を反映させる必要があります。ソース・コンテンツへのアクセス権限を持っている場合は、ソース・コンテンツが変更されたときに表示されるコンテンツの更新アイコンをクリックすることで、Automation Plan を更新できます。Automation Plan を更新するには、編集モードになっている必要があります。また更新内容を保存するには、「保存」をクリックする必要があります。

Automation Plan を編集するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. Server Automation domainを開き、 Domain Panelのナビゲーション・ツリーでAutomation「 計画」をクリックします。Automation Plans ダッシュボードが開きます。使用可能な Automation Plans のリストがダッシュボードに表示されます。リストをソートするには、任意の列のタイトルをクリックします。リスト内のすべての列をフィルタリングするには、「フィルター」 フィールドを使用します。
  2. リストから Automation Plan を選択します。Automation Plan データは、デフォルトで選択されている「ステップ」タブとともに、読み取り専用として表示されます。
  3. 「編集」をクリックして、選択した Automation Plan を編集します。計画ペインには、選択された Automation Plan データが編集可能フィールドとして表示されます。
  4. Automation Plan の名前と説明を変更するには、 「詳細」タブをクリックして、「名前」フィールドと「説明」フィールドを更新します。「詳細」 タブから、「ドメイン」「カテゴリー」「ソース」「ソース・リリース日」「カテゴリー・ソースの重要度」フィールドを変更することもできます。
  5. 「ステップ」 タブをクリックします。計画タイプが順次計画の場合、「計画タイプ」「並列」ラジオ・ボタンを選択すると、計画を並列計画に変更できます。その後、ステップ間の依存関係を設定して、計画の処理フローを制御する必要があります。依存関係の設定方法については、 並列ステップ処理 を参照してください。計画タイプが並列計画の場合、「計画タイプ」ラジオ・ボタンを変更することで自動的に順次計画タイプに変更することはできません。並列計画タイプを順次計画に変更する場合は、計画に並列ステップがないように、依存関係を手動で変更する必要があります。steps 内の Automation Plan を変更するには、以下の手順を実行します。
    1. 計画が並列計画タイプの場合、ステップの依存関係を変更するには、ステップの「依存先」を展開します。その後、このステップが依存する各ステップのチェック・ボックスにチェックを入れます。「フロー 」タブを確認して、計画処理フローを確認します。
    2. stepAutomation Plan から削除するには、step「ステップの削除」アイコンをクリックします。計画が並列計画の場合、他のステップが依存しているステップを削除しようとすると、ユーザー・インターフェースにメッセージが表示されます。「フロー 」タブを確認し、計画を実行する前に依存関係を変更する必要があるかどうか確認します。
    3. failure stepstep から削除するには、step「失敗ステップの削除」アイコンをクリックします。
    4. action または step である FixletTask を変更するには、 「アクション」リストから action を 1 つ選択します。URL のスクリプト・タイプを伴う action は、アクション・リストに表示されません。
  6. 「ステップの追加」をクリックして、steps の末尾に新しい Automation Plan を追加します。既存のステップを移動したり、新規ステップを計画に挿入したり、既存のステップを置き換えたりする場合は、以下のステップ 7 を参照してください。steps を追加するには、以下の手順を実行します。
    1. 「ステップの追加」パネルで、「含める」リストから Fixlets「タスク」、または Baselines を選択し、FixletsTasks、または Baselines を表示します。デフォルト値の「All」では、FixletsTasks、および Baselinesが表示されます。
    2. FixletsTasksBaselinesのリストをフィルタリングするには、リストと入力ボックスを使用します。フィルターを追加または削除するには、「+ -」を使用します。
    3. 関連する検索条件を追加した後、Enter キーを押して FixletsTasksBaselines を検索します。
    4. FixletsTasks、および Baselines のリストから、Automation Plan に追加するものを 1 つ以上を選択します。
    5. FixletsTasksBaselines の選択が完了したら、「追加」をクリックします。step 内の各 Automation Plan の名前と要約は、「ステップ」タブに表示されます。順次計画の場合、シーケンスが表示されます。
  7. 「ステップ」リストでステップを上下に移動させると、ステップの順序とシーケンスを簡単に変更できます。既存のステップを新しいステップに置き換えることもできます。新しいステップは元のステップと同じ場所に組み込まれ、元のステップの対象と設定が維持されます。また、既存のステップの前後に新しいステップを挿入することもできます。次の表は、予期される動作を示しています。
    1. ステップおよび関連するルールと動作の編集
    オプション 予期される結果
    ステップの移動 移動オプションは 2 つあります。現在選択しているステップを別のステップの前または後ろに移動させるには、「前へ移動」または「後ろへ移動」のいずれかを選択します。ステップを移動させると、移動させたステップで、デフォルトの対象、パラメーター、失敗ステップ、および関連付けられた基準が、設定されている場合はすべて保持されます。移動させたステップは、計画内の元の位置から実質的に削除されます。並列計画の場合、移動させるステップに依存するどのステップについても、それらの既存の依存関係に、移動させるステップの依存関係が追加されます。循環依存関係はすべて無視されます。「前へ移動」および「後ろへ移動」オプションは、「前に新規ステップを挿入」および「後ろに新規ステップを挿入」の場合とまったく同じ規則に従います。
    ステップの挿入 ステップを挿入するとき、新しく挿入されたステップには対象が設定されていません。予期される結果は、新しいステップを計画に追加する場合と基本的に同じです。ただし、並列計画の場合、ステップを参照ステップの前に挿入すると、挿入したステップに参照ステップの依存関係が引き継がれ、参照ステップが新しいステップに依存するようになります。ステップを参照ステップの後ろに挿入した場合、新しいステップは参照ステップに依存し、参照ステップに依存するステップはどれも、挿入されたステップに依存するようになります。複数のステップを挿入すると、各ステップが同じ参照ステップの前後に順に挿入されます。
    ステップの置換 ステップを置き換えると、置換したステップでは、元のステップ ID、デフォルトの対象設定、失敗ステップ (設定されている場合)、および関連基準が保持されます。パラメーター・セットはどれも維持されません。並列計画の場合、置換したステップは元のステップの依存関係を維持します。
    ステップを変更するには、ステップを選択し、「ステップの移動、挿入、置換」アイコンをクリックします。「保存」をクリックして、変更後の計画を保存します。表示されたポップアップ・メニューから、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 前へ移動: 現在選択しているステップを自動化計画の別のステップの直前に移動させる場合は、このオプションを選択します。「前へ移動」ダイアログ・ボックスが表示されます。移動させるステップの移動先位置の後ろに来るステップを選択します。次に「OK」をクリックします。
    • 後ろへ移動: 現在選択しているステップを自動化計画の別のステップの直後に移動させる場合は、このオプションを選択します。「後ろへ移動」ダイアログ・ボックスが表示されます。移動させるステップの前に来るステップを選択します。次に「OK」をクリックします。
    • 前に新規ステップを挿入: 現在選択しているステップの直前に新しいステップを挿入する場合は、このオプションを選択します。「前に新規ステップを挿入」ダイアログが表示されます。現在選択されているステップの前に追加する Fixlet、タスク、またはベースラインを検索して選択します。「挿入」をクリックして、新しいステップを追加します。
    • 後ろに新規ステップを挿入: このオプションを選択すると、現在選択しているステップの直後に新しいステップが挿入されます。「後ろに新規ステップを挿入」ダイアログが表示されます。現在選択しているステップの後ろに追加する Fixlet、タスク、またはベースラインを検索して選択します。「挿入」をクリックして、新しいステップを追加します。
    • 置換: 現在選択しているステップを新しいステップに置き換える場合は、このオプションを選択します。「ステップの置換」ダイアログが表示されます。現在選択しているステップと置き換える Fixlet、タスク、またはベースラインを検索して選択します。「置換」をクリックして、置換ステップを追加します。置換ステップは、設定されている場合、元のステップの対象と失敗ステップを維持します。パラメーターは異なりうるため、元のステップに対して設定されていたパラメーターはどれも保持されません。計画が並列計画である場合、置換ステップは、元のステップに対して設定されていたすべての依存関係を維持します。
    • キャンセル: ポップアップ・メニューを取り消す場合は、このオプションを選択します。
  8. オプション: step のデフォルト対象、デフォルト・パラメーター、フィルターのセットを保存するにには、以下の手順に従います。
    1. step「アクション」ドロップダウン・メニューの「デフォルト設定」アイコンをクリックします。
    2. 「対象」タブで、step のデフォルト対象として保存するコンピューターを検索して選択し、「選択した対象」リストに追加します。デフォルトの対象は、「ステップ別の対象コンピューター」 または「名前一覧で指定したコンピューター」オプションを使用して保存することもできます。Automation Plan 実行時のデフォルト対象として保存したコンピューターが存在しない場合、「自動化計画アクションの実行」ダイアログ・ボックスの「選択した対象」リストは、これを反映するよう更新されます。セキュリティー設定によっては、Automation Planを実行しているユーザーは、適切な権限を持っていない場合、設定したデフォルト対象すべてを表示できない場合があります。
    3. step のアクションに関連付けられたパラメーターがある場合は、デフォルト・パラメーターを設定、保存できます。ただし、仮想化またはミドルウェア Fixlets からパラメーターを保存することはできません。「パラメーター 」タブで、デフォルト・パラメーターとして保存するパラメーターを入力します。stepのアクションに関連付けられたパラメーターの一部または全部を入力できます。デフォルトとして設定したパラメーターは、Automation Plan の作成時ではなく、Automation Plan の実行時に検証されること注意してください。「パラメーター 」タブは、stepのアクションに関連付けられたパラメーターがある場合にのみ表示されます。デフォルト・パラメーターを保存した後、マウスを「デフォルト設定」アイコンの上に移動させると、デフォルトのパラメーターが設定されていることを知らせるツールチップが表示されます。このツールチップは 、保存したデフォルト・パラメーターだけではなく、デフォルト・パラメーターを持つすべてのFixletに対して表示されます。Fixlet の作成時にデフォルト・パラメーターが Fixlet に設定されている場合 、ツールチップにデフォルト・パラメーターが設定されている旨の情報が表示されます。
    4. stepの対象について、カスタム・プロパティーを含むフィルター条件を設定して保存することができます。フィルターを保存するには、Automation Plan の実行時に、「自動化計画アクションの実行」ダイアログ・ボックスに表示されるフィルターを選択します。
      注: カスタム・プロパティーをフィルターとして保存する場合、これらのプロパティーは予約プロパティーあるいはデフォルト・プロパティーであってはならず、また分析から取得することはできません。カスタム・プロパティーは、少なくとも 1 台のコンピューターによってレポートされている必要があります。カスタム・プロパティーを含む Automation Plan をエクスポートしてから別のサーバーにインポートする場合、そのカスタム・プロパティーが Automation Plan のインポート先のサーバーで特定されなければ、カスタム・プロパティーは自動的に削除されます。カスタム・プロパティーを削除すると、それらのプロパティーは Automation Plan からも削除されます。
    5. 「OK」をクリックしてから「保存」をクリックして、デフォルト対象、デフォルト・パラメーター、フィルターを保存します。
    6. デフォルト対象またはデフォルト・パラメーターを保存する step の各 Automation Plan に対し、このプロセスを繰り返します。Automation Plan を削除すると、デフォルト対象、デフォルト・パラメーター、フィルターも削除されます。
  9. failure stepstep に追加するには、step「失敗ステップの追加」アイコンをクリックします。failure step はオプションであり、FixletTask、または Baseline にすることができます。stepは、1 つしか failure step を持てません。failure stepstep に追加するには、以下の手順を実行します。
    1. 「ステップの追加」パネルで、「含める」リストから、FixletsTasks、または「ベースライン」を選択します。
    2. フィルタリングするには、リストと入力ボックスを使用します。フィルターを追加または削除するには、「+ -」を使用します。
    3. 関連する検索条件を追加した後、Enter キーを押して、 FixletsTasks 、または「ベースライン」を検索します。
    4. step に追加するものを選択し、「追加」をクリックします。failure stepは、「ステップ」タブの step に表示されます。
    5. failure step の対象を変更するには、step「失敗ステップ」を拡張します。endpoints step の対象になっている action をすべて対象にするには、「対象」リストから「すべて」を選択します。デフォルト・オプションは「失敗のみ」です。このオプションは、対応する endpoints step で失敗状況を返す action のみを対象としています。
    6. action 内の failure step を選択するには、step「失敗ステップ」を展開します。タスクまたは Fixlet を選択した場合は、「アクション」リストから action を選択できます。URL のスクリプト・タイプを伴う action は、アクション・リストに表示されません。Baseline を選択し、Baseline 内のコンポーネントにアクションが選択されていない場合、ユーザー・インターフェースで通知されます。Baseline に対してアクションを選択することはできません。コンポーネントのアクションを選択するには、「すべてのコンテンツ」ドメインに移動し、Baseline を検索して、コンポーネントのアクションを選択します。Server Automation では、失敗ステップの Baseline コンテンツがソース Baseline と異なっていることを示す、非同期アイコンが表示されます。Server Automation でベースラインを再同期するには、非同期アイコンをクリックします。
      注: 失敗ステップとして追加した Baseline のコンポーネントのいずれかに、再起動が必要なステップが含まれている場合は、そのことを通知するアイコンが表示されます。このアイコンが表示されたら、そのステップの「再起動の保留中」設定を確認してください。
  10. 「保存」をクリックして、Automation Plan に対する変更をすべて保存します。

タスクの結果

行った変更が Automation Plan に追加されます。「 自動化プラン」ダッシュボードの使用可能な Automation Plans のリストが更新され、Automation Plan への変更が表示され ます。この Automation Plan は、実行、編集、コピー、または削除できます。