Windows 2003 システムでグレー画面が表示される
このタスクについて
注: この属性はデフォルトではどの値にも設定されていません。
この属性の構成方法について、およびその値の定義については、ターゲット・グループの作成を参照してください。注:
- この回避策は、ポリシーではなくターゲット・グループの属性によって定義されます。そのため、設定を変更してからすぐにセッションを開始すると、ターゲット上ではまだ更新されていないという状態になる可能性があります。
- 1 つのターゲットが複数のターゲット・グループに属しており、それぞれのグループでこの属性に異なる値が設定されている場合は、より高い値が優先されます。最も高い値は「コンソールのログアウト後」です。
例:
ターゲットがグループ A とグループ B に属しているとします。属性の値が、グループ A では At session startで、グループ B ではAfter console is logged out になっている場合、このターゲットとのセッションに適用される最終的な値は After console is logged out になります。
- コントローラーがターゲットに接続しようとしたときにリモート・デスクトップ・セッション (admin または console) が進行中の場合は、メッセージがコントローラーに表示されます。このメッセージには、リモート・デスクトップ・ユーザーの詳細情報と、セッションの実行元の IP アドレスまたはコンピューター名が記載されています。
- この回避策は、サーバー・ポリシーを使用して trc.properties ファイルで構成することもできます。サーバー・プロパティーとターゲット・グループ属性の両方が設定されていて、それぞれ異なる値が指定されている場合は、ターゲット・グループの値がサーバーの値よりも優先されます。
各プロパティーに対して選択された値と、ターゲット・コンピューターにユーザーがログオンしているかどうかに応じて、以下のメッセージが表示されます。
以下の表は、メッセージが表示されるタイミングを示しています。
| メッセージ #1 | メッセージ ID | メッセージ・テキスト | メッセージ・パラメーター |
|---|---|---|---|
| 1 |
workaround.w2k3rdp. |
Windows®Windows コンソールは {1} ({2}) から接続しているユーザー {0} とリモート・デスクトップ・セッション中のため、Remote Control はこのターゲット・システムの制御ができません。 | {0} リモート・デスクトップ・クライアントのユーザー名。{1} リモート・デスクトップ・クライアントのコンピューター名。{2} リモート・デスクトップ・クライアントの IP アドレス |
| 2 |
workaround.w2k3rdp. |
Windows® コンソールはリセット中で利用不可のため、Remote Control はこのターゲット・システムの制御ができません。これには数分かかる場合があります。Remote Control セッションはいつでも停止できます。(You can stop the Remote Control session at any time.) | |
| 3 |
workaround.w2k3rdp. |
Windows® コンソールが利用不可で、自動リセットが有効ではないため、Remote Control はこのターゲット・システムの制御ができません。 | |
| 4 |
target.capture. |
表示のキャプチャー処理の開始に失敗したため、Remote Control はこのターゲット・システムの制御ができません。 |
| メッセージ #1 | セッション 0 - ユーザーがログインしている場合 | セッション 0 - ユーザーがログオフしている場合 |
|---|---|---|
| 回避策が使用不可になります。 | メッセージ #1 | メッセージ #3 |
| リモート・コントロール・セッションの開始時にセッションは自動的にリセットされます。 | メッセージ #1 | メッセージ #2 が表示され、セッションはリセットされます。 |
| リモート・デスクトップ・ユーザーのログアウト時に、セッションは自動的にリセットされます。 | メッセージ #1 | リセットが過去 2 分より前に行われた場合はメッセージ #2 |
| ターゲットが Windows® Server 2003 で稼働していない場合 - 回避策では #4 は適用されません。 | メッセージ #4 | メッセージ #4 |