ターゲット・グループの作成
複数のターゲットに類似のポリシーおよび許可を割り当てるには、ターゲット・グループを使用します。ポリシーは、リモート・コントロール・セッション中に有効になります。
このタスクについて
リモート・コントロール・セッションの開始について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。BigFix® Remote Control Serverで新しいターゲットが定義されると、そのターゲットは自動的にデフォルトのターゲット・グループのメンバーになります。ただし、管理者はそのターゲットを関連するターゲット・グループに割り当てる必要があります。
1 つのターゲットを複数のグループのメンバーにすることができます。ターゲット・グループが作成される際、そのターゲット・グループのポリシーおよび許可が定義されます。ターゲット・グループとユーザー・グループの間に、許可リンクが作成される必要があります。許可リンク内で、およびグループ階層で定義されたその他すべてのリンク内で定義されたポリシーおよび許可は、セッションのポリシー・セットの取得に使用されます。セッション・ポリシーの取得について詳しくは、リモート・コントロール・セッションのポリシーの決定方法を参照してください。
手順
ターゲット・グループを作成するには、以下の手順を実行します。
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をクリックします。
「ターゲット・グループの編集」ウィンドウが表示されます。ターゲット・グループ名を定義し、ターゲット・グループに必要なポリシーと許可を選択します。
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ターゲット・グループの名前を入力します。
例えば、testtargets です。
- オプション: ターゲット・グループの説明を入力します。
- 「ハートビート間隔」に、このグループのターゲット・メンバーが BigFix® Remote Control Server と接続するまでに待機する期間 (分数) を入力します。
- 「切断時のターゲットのロック」を使用して、リモート・コントロール・セッションの終了時に、このターゲット・グループに属するターゲット・コンピューターを自動的にロックするかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- ターゲットとのリモート・コントロール・セッションの終了時に、そのターゲットはロックされます。
- 「いいえ」に設定
- ターゲットとのリモート・コントロール・セッションの終了時に、そのターゲットはロックされません。
- 「Remote Desktop コンソールのセッションの後、自動的にコンソールをリセット」の以下の値を選択します。
値 説明 実行しない 回避策を適用しません。 セッション開始時 リモート・コントロール・セッションの開始時に Windows® セッションをリセットします。注: Windows® セッションは初期化するのに数分かかるため、初期化が完了するまで、コントローラー・ユーザーに対してブランクのデスクトップ画面が表示されます。コンソールのログアウト後 リモート・デスクトップ・ユーザーがログアウトしたら Windows® セッションをリセットします。
この属性について詳しくは、「Windows 2003 システムでグレー画面が表示される」を参照してください。注: この属性はデフォルトではどの値にも設定されていません。 -
「リモート・デスクトップ・セッションに対するリモート・コントロール接続を許可」の値を選択します。
値 説明 なし ターゲットで実行されているリモート・デスクトップ・セッションに対するコントローラーの接続を禁止します。デフォルト値は no です。 あり ターゲットに接続する際に、コントローラーはアクティブなセッションに接続します。そのセッションがリモート・デスクトップ・セッションであっても、この動作は変わりません。 設定なし follow.active.sessionファイルのtrc.propertiesプロパティーで定義されている汎用値を使用します。デフォルト値は no です。注: この機能は、Remote Control v9.1.2 IF0002 以降のバージョンで使用することができます。 - ターゲット・グループの許可設定を選択します。
設定は、グループの標準セットまたは通常セットとして分類されます。初期表示では、許可のデフォルト値が画面に表示されます。これらの値を受け入れることも、独自の要件に合うように変更することもできます。
グループの許可設定は、以下の方法で定義できます。
- 与えられたデフォルトの許可設定を受け入れるには、「送信」をクリックします。
- 既に定義済みの標準または通常の許可セットを割り当てるには、プルダウンからテンプレート名を選択します。
- ポリシー・リストには、選択された許可セットの保管された値が取り込まれます。
- 「送信」をクリックします。
- 新しい標準許可セットを定義するには、以下の手順を実行します。
- 「設定の編集」をクリックします。ポリシー値を選択できるようになります。
- リスト内の各ポリシーについて、許可を選択するか、値を入力します。注: サーバー・ポリシーについて詳しくは、サーバー・セッション・ポリシーを参照してください。
- あり
- ポリシーは、このターゲット・グループのメンバーについて有効になります。したがって、このポリシーの値は、「許可を管理」で許可を結合するときに考慮されます。
- なし
- ポリシーは、このターゲット・グループのメンバーについて有効になりません。ただしこの場合も、このポリシーの値は、「許可を管理」で許可を結合するときに考慮されます。
- 設定なし
- 値は設定されません。したがって、このオプションは他のすべてによって上書きされるため、「許可を管理」で許可を結合するときに考慮されません。許可の割り当て方法について詳しくは、リモート・コントロール・セッションのポリシーの決定方法を参照してください。
- 新しい許可セットは、以下の方法で保存できます。
- 既存のテンプレートを保管
テンプレート・リストに表示されたテンプレート名に加えた変更を保存する場合は、このオプションを選択します。
- 新規テンプレートに名前をつけて保管
新しいテンプレートに加えた変更を保存する場合は、このオプションを選択します。
- 既存のテンプレートを保管
- 「送信」をクリックします。