ブローカー接続での厳密な証明書検証
Remote Control のコントローラーおよびターゲットは、Remote Control サーバーの指示に従って、ブローカーに接続するときにデフォルトで厳密な証明書検証を使用します。この検証には、信頼できる証明書を含むトラスト・ストアが必要です。
ターゲットは、登録時、サーバーとのコール・ホーム・プロセス中、リモート・コントロール・セッション中、または BigFix コンソールの Remote Control ターゲット構成ウィザードを使用した構成時に、トラスト・ストアをダウンロードしてキャッシュに入れます。コントローラーは、リモート・コントロール・セッションが開始されるときにトラストストアをダウンロードします。
トラスト・ストアには、CA 署名証明書を使用する場合は認証局のルート証明書、自己署名証明書を使用する場合はブローカー証明書が含まれている必要があります。この場合、証明書を鍵ストアからエクスポートし、Remote Control にアップロードする必要があります。
厳密な証明書検証を使用するかどうかは、Remote Control サーバーにある trc.properties ファイル内の broker.trusted.certs.required プロパティーによって決定されます。
- 「はい」に設定
- 厳密な証明書検証が有効になります。これはデフォルト値です。
- 「いいえ」に設定
- 厳密な証明書検証が無効になります。注: 厳密な確認を無効にすることは推奨されません。厳密な確認が無効になっていると、Remote Control のコントローラーおよびターゲットは、ユーザーによって生成されたものであるか、悪意を持つ可能性のある第三者によって生成されたものであるかにかかわらず、すべての有効な証明書を信頼するようになります。