ブローカーでの鍵ストアの構成

ブローカーのプライベート・キーおよび証明書を保持する鍵ストアを作成したら、鍵ストアをブローカー・マシンにコピーし、適宜にブローカーのプロパティーを構成する必要があります。

このタスクについて

ブローカーの鍵ストアを構成するには、次の手順を実行します。

手順

  1. .p12 または .pem ファイルをブローカー・マシンの作業ディレクトリーにコピーします。
  2. trc_broker.properties ファイルを編集し、TLSCertificateFile プロパティーを構成して、これを .p12 ファイルまたは .pem ファイルの名前に設定します。
    注: このブローカーへのすべての接続に使用される証明書を構成するには DefaultTLSCertificateFile を使用します。個々のインバウンド接続またはブローカー接続は、別の証明書を使用するように構成することもできます。
  3. TLSCertificatePassphrase プロパティーを使用して、鍵ストアのパスワードを定義します。
  4. プロパティー・ファイルを保存します。
  5. ブローカー・サービスを再起動します。
    Windows システム
    1. 「コントロール パネル」 > 「管理ツール」 > 「サービス」に移動します。
    2. Remote Control- インターネット接続ブローカー」を右クリックし、「再起動」を選択します。
    Linux システム
    使用している Linux オペレーティング・システムの種類に応じて、以下のいずれかのコマンドを使用してブローカー・サービスを再起動することができます。
    • /sbin/service trcbroker restart
    • /etc/init.d/trcbroker restart

タスクの結果

ブローカーは、サーバー ID 情報を提供するときに、指定された鍵ストアを使用します。