ベア・メタル OS Deployment サーバーが使用するポート

通信が適切に行われるように、さまざまなデプロイメント・シナリオで使用されるポートを確認してください。

クライアントのネットワーク・ブート (PXE/TFTP プロトコル) 時に使用されるリスニング・ポート

デフォルトでは、ベア・メタル OS Deployment サーバーおよびターゲットは、通信用に以下のポートを使用します。

ベア・メタル・サーバー:
  • DHCP: ポート 67 UDP
  • PXE BINL: ポート 4011 UDP
  • TFTP : ポート 69 UDP
ベア・メタル・ターゲット:
  • DHCP: ポート 68 UDP
  • PXE BINL: ポート 4011 UDP
注: ネットワーク・ブート・メディアの使用時には、PXE ポートと TFTP ポートは必要ありません。

OS Deployment タスクおよびメディア作成に使用される listen ポート

以下に挙げるポートは、コンピューターがベア・メタル・サーバーに接続するたびに使用されます。代表的なシナリオは以下のとおりです。
  • ベア・メタル・デプロイメント
  • メディア作成
  • マルチキャスト通信を使用したデプロイメントのイメージ再作成
ユニキャスト・モードでのイメージ再作成では、ベア・メタル・サーバー・コンポーネントが必要ありません。
ベア・メタル・サーバー:
  • NBP: ポート 4012 UDP
  • FILE: ポート 4013 UDP & TCP
  • MCAST: ポート 10000 - 10500 UDP
  • HTTP: ポート 8080 TCP (以前のインストールからのベア・メタル・サーバーのアップグレードに使用)
  • HTTP: ポート 8081 TCP (新しいベア・メタル・サーバーのインストールに使用)
  • HTTP: ポート 8088 TCP - Linux デプロイメント中に使用されるイメージ・プロバイダー・コンポーネント
  • データベース・ゲートウェイ: ポート 2020 TCP
  • HTTP: ポート 52311 TCP - リレー・ダウンローダー
重要:
  • 新規ベア・メタル・サーバー・インストール済み環境の場合、デフォルトの HTTP ポートは 8081 です。デフォルトの HTTP ポート 8080 は、旧バージョンからアップグレードしたサーバーに対してのみ維持されます。
  • ユニキャスト (デフォルト) デプロイメントでは、MCAST ポートが必要ありません。
ベア・メタルおよびイメージ再作成ターゲット:
  • NBP: ポート 4014 UDP
  • MCAST: ポート 450 UDP
  • MCAST: ポート 451 UDP
  • MCAST: ポート 9999 UDP

BigFix Bare Metal Server WEB UI アクセス用のポート (レガシー)

ベア・メタル・サーバー:
  • HTTP: ポート 8080 TCP (以前のインストールからアップグレードされるサーバーの場合)
  • HTTP: ポート 8081 TCP (新しいベア・メタル・サーバーのインストールに使用)
  • HTTPS: ポート 443 TCP