Linux イメージ・プロバイダーの管理

Linux イメージ・プロバイダー・コンポーネントは、ご使用の環境で Linux システムのイメージを再作成する際に必要で、Windows コンピューターにのみインストールできます。

イメージをネットワーク内の Linux ターゲットにデプロイするには、Linux ターゲットが接続されているリレーに、Linux イメージ・プロバイダー・コンポーネントをインストールする必要があります。

リレーがベア・メタル OS Deployment サーバーである場合、イメージ・プロバイダーは既に組み込まれているため、このコンポーネントをリレーにインストールすることはできません。イメージ・プロバイダーをアクティブにするには、少なくとも 1 つの Linux ベア・メタル・プロファイルをベア・メタル OS Deployment サーバーに送信する必要があります。

ターゲットが BigFix serverに直接接続している場合は、サーバーにこのコンポーネントをインストールする必要があります。

Linux システムをデプロイする前に、Linux イメージ・プロバイダーが必要なファイルを動的にダウンロードできるように BigFix server のホワイトリストを更新する必要があります。

Linux イメージ・プロバイダーのインストール

「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトで、「メンテナンスと設定」をクリックします。対応するタスクを選択します。アクションをデプロイすると、適用可能なリレーのリストが「アクションの実行」メニューに表示されます。リストから 1 つ以上のリレーを選択し、「OK」をクリックして、インストールを開始します。

コンポーネントが C:\Program Files\OSdImageProvider にインストールされました。インストールが終了すると、コンポーネントは自動的に始動します。ログ・ファイル rbagent.log とトレース・ファイル rbagent.trc は、インストール・ディレクトリーに保管されます。

便利なコマンド

「Linux イメージ・プロバイダーの始動 (Start Linux Image Provider)」Fixlet を実行することで、Linux イメージ・プロバイダーを始動できます。この Fixlet は、サーバー自動化プランに含めることもできます。

以下のバッチ・ファイルを実行して、イメージ・プロバイダーを始動または停止することもできます。

イメージ・プロバイダー・プロセスの始動:
```
StartImageProvider.bat
```
イメージ・プロバイダー・プロセスの停止:
```
StopImageProvider.bat
```

問題判別のためにログ・レベルを引き上げるために、StartImageProvider.bat ファイルを編集できます。例:

osdimageprovider.exe -d -v 4 -o rad -startimageprovider

ログ・レベルをデフォルト・レベルの 3 から 4 に引き上げます。

Linux イメージ・プロバイダーのアンインストール

環境内のリレーから Linux イメージ・プロバイダーを削除するには、関連するリレー上で「Linux イメージ・プロバイダーのアンインストール (Uninstall Linux Image Provider)」タスクを実行します。