手動による MDT Bundle の作成と管理
MDT Bundle を作成するための環境を手動で準備するには、「MDT Bundle Creator の設定」ノードの Fixlet とタスクを使用します。
MDT Bundle Creator ツールは、BigFix クライアント、または他の任意のコンピューター (外部ネットワークに接続されており、特定のシステム要件と前提条件を満たすもの) にダウンロードして実行できます。クライアントでツールを実行する場合は、必要な前提条件とコンポーネントをインストールするための Fixlet とタスクがあります。
指定するコンピューターがエンドポイント管理クライアントでない場合は、MDT バンドルの作成プロセスに記載された処理に従って、MDT Bundle Creator ツールを手動でダウンロードし、必要な前提条件をインストールする必要があります。
「設定」ノードから MDT Bundle を BigFix クライアント上でセットアップする場合は、「MDT Bundle Creator の設定」を展開して、必要な Fixlet とタスクを表示します。
MDT Bundle Creator ツールを実行するようにクライアント・システムを準備するには、まず、必要な Fixlet とタスクを示された順序で実行します。次に、MDT Bundle Creator ツールを起動して MDT Bundle を作成します。最後にそのバンドルを BigFix サーバーにアップロードします。
- 7-Zip のデプロイ - Fixlet 40
選択したコンピューターに 7-Zip 圧縮および解凍ツールをダウンロードします。
- Windows アセスメント & デプロイメント・キット 10 のデプロイ - Fixlet 62選択したコンピューターに、次のいずれか 1 つをダウンロードしてインストールします。
- MDT ビルド 8456 で使用する WADK for Windows 11 22H2 (ビルド 22621)
- MDT ビルド 8456 で使用する WADK for Windows 11 (ビルド 22000)
- MDT ビルド 8456 で使用する WADK 10 リリース ID 2004
- MDT ビルド 8456 で使用する WADK 10 リリース ID 1903
- MDT ビルド 8450 またはビルド 8456 で使用する WADK 10 リリース ID 1809
- MDT ビルド 8450 で使用する WADK 10 リリース ID 1803
- MDT ビルド 8443 またはビルド 8450 で使用する WADK 10 リリース ID 1709
- MDT ビルド 8443 で使用する WADK 10 リリース ID 1703
- MDT ビルド 8443 で使用する WADK 10 リリース ID 1607
重要:- WADK for Windows 11 (ビルド 22621) は、これまでのすべての x64 バージョンを置き換えます。
- WADK for Windows 10 2004 は、これまでのすべての x86 バージョンを置き換えます。
- WADK 10 リリース ID 1703 以降を使用すると、install.esd ではなく install.esd を含む .iso、または install.wim イメージを含むフォルダーを指す parameters.ini ファイルで MDT バンドルを作成すると、バンドルの作成が正常に完了します。
- Windows 7、Windows 2008、または Windows 2008 R2 の各システムでは、この Fixlet を実行する前に、Microsoft .NET Framework 4.5 が既にインストールされている必要があります。
注: ダウンロードするキットは、デプロイする予定のオペレーティング・システムに応じて選択します。「MDT Bundle Creators と有効なコンポーネントとの組み合わせ」を参照してください。WAIK と WADK を同じコンピューターに共存させることはできません。 -
MDT ビルド 8456 のデプロイ - Fixlet 137
前の手順で WADK 10 バージョン 1809、バージョン 1903、バージョン 2004、バージョン 21H2 (ビルド 22000)、バージョン 22H2 (ビルド 22621) をインストールしている場合は、選択したコンピューターでこの Fixlet を実行してください。
注: MDT ビルド 8443 およびビルド 8450 は使用できなくなりました。 - MDT Bundle Creator のデプロイ - タスク 46
「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトから MDT Bundle Creator タスクを実行すると、MDT Bundle Creator ツールのすべてのプログラムが含まれたフォルダーが作成されます。フォルダーは、パス
%Drive of IEM Client%\OSDSETUPにあります。MDT Bundle Creator ツールを手動でコンピューターにダウンロードすることもできます。この場合は、指定したパスに圧縮ファイルがダウンロードされるため、その内容を解凍する必要があります。 - MDT バンドルの作成プロセスに記載されたステップに従って、選択したコンピューターで MDT Bundle Creator ツールを起動します。
- 「バンドルおよびメディア・マネージャー」ダッシュボードの「MDT リソース」タブで、MDT バンドルを BigFix server にアップロードします。