Web レポートでの FIPS 暗号化の有効化
Web レポートがインストールされたら、FIPS 暗号化を使用して暗号化を行うように Web レポート・サーバーをセットアップすることができます。
FIPS 暗号化を有効にするには、以下の手順を実行します。
- 「BigFix 管理」ドメインから、「コンピューター管理」フォルダーを開き、「コンピューター」ノードをクリックします。
- Web レポート・サーバーを実行しているコンピューターを選択します。
- 右クリック・コンテキスト・メニューから、「コンピューター設定の編集」を選択します。
- 「設定の編集」ダイアログから「追加」をクリックします。
- 「カスタム設定を追加」ダイアログで、設定名を次のように入力します。
_BESClient_Cryptography_FipsMode
この設定の値は、以下のとおりです。
- 必須
- クライアントが FIPS 暗号化を使用して暗号化を行うようにします。
- なし
- FIPS 暗号化は使用されません。
注: クライアント設定 _BESClient_Cryptography_FipsMode は BES クライアントと Web レポート・コンポーネントのマストヘッドで指定した FIPS 設定を上書きします。値を「なし」に設定すると、BES クライアントと Web レポート・コンポーネントは FIPS ライブラリーを使用しません。値を required に設定すると、FIPS ライブラリーを使用します。 - 「OK」をクリックして値を受け入れ、再度「OK」をクリックして設定を完了します。設定アクションを適用するには、秘密鍵パスワードを入力する必要があります。