システム要件、ライセンス、インストール手順、BigFixの構成および保守の方法について理解してください。
始める前に
DSA 複数サーバー環境、またはリモート・データベースを使用する BigFix サーバー、またはリモートの WebUI サーバーやリモートの Web・レポート・サーバーのある BigFix 環境をアップグレードする場合、Fixlet によるアップグレードではなく手動アップグレードを使用します。
BigFix コンソールから BigFix をアップグレードするには、「更新版 Windows リレー」 Fixlet をすべての関連リレーに適用します。
重要なシステムを、最新で、互換性があり、かつセキュリティー上の問題がない状態に保つために対処すべき問題はますます複雑になっていますが、BigFix はそれらを解決することを目的としています。この製品は、特許を取得した Fixlet テクノロジーを使用して、企業内の脆弱なコンピューターを特定します。マウスを数回クリックするだけで、中央コンソールから、ネットワーク全体で問題のあるコンピューターを修正することができます。
BigFix プラットフォーム V10 は、異なるコード・ページと言語で適用された BigFix クライアントからデータを収集して UTF-8 形式にエンコードし、そのデータを BigFix サーバーに返します。
以下の適用のシナリオは、実際のケース・スタディーから得られたいくつかの基本的な構成を示しています。
BigFix は、最小のサーバー、ネットワーク、およびクライアントのリソースを使用して効率的に実行されます。
製品をインストールする前に、評価版インストールと正規版インストールのどちらを行うかを決定してください。
BigFix をインストールして使用する前に、ライセンス・キーを取得する必要があります。
インストールを実行する前に以下のトピックを読み、必要な作業を行ってください。
用語と管理役割について理解すると、許可を受けて、プログラムをインストールする準備が整います。
用語と管理役割について理解すると、実際に許可を受けてプログラムをインストールする準備が整います。
管理対象のネットワークにあるすべてのコンピューター (コンソールを実行するコンピューターを含む) に BigFix クライアントをインストールします。
インストールを実行したら以下のトピックを読み、必要な作業を行ってください。
リレーにより、インストールのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
ISO イメージのダウンロードから、BigFix 仮想リレーの完全なセットアップおよび構成まで、仮想マシンを構築するために必要なステップバイステップの操作のシーケンスに従ってください。
企業がプロキシーを使用してインターネットにアクセスする場合、 BigFix 環境ではその通信パスを使用して、サイトからコンテンツを収集できます。
BigFix サーバーとデータベース・ファイルの定期的なバックアップ (通常は夜間バックアップ) をスケジュールしておくと、問題が発生したときに最新バックアップをリストアすることにより、生産性やデータを失うリスクを低減できます。
BigFix サーバーをバージョン 10 にアップグレードする前に、バージョン 9.5.10 以降であることを確認してください。
以下の表に、BigFix 10 へのアップグレード・パスを示します。
BigFix コンポーネントをアップグレードする前に、以下の手順を実行します。
BigFix サーバーのアップグレード・プロシージャーにより、次の前提条件チェックが自動的に実行されます。これらのチェックのいずれかが失敗した場合、アップグレードは開始されず、プロシージャーは終了し、エラー・メッセージが表示されます。
「BigFix - Updated Platform Server Components version x.x.x Now Available!」Fixlet を使用して自動アップロードを続行できます。
BigFix インストール・ジェネレーターをインストールしたコンピューターから、以下の手順を実行します。
サーバーをアップグレードする手順。
BigFix コンソールをアップグレードする方法。
WebUI をアップグレードする手順。
BigFix クライアントをアップグレードするには、BigFix クライアントのインストール・フォルダーを BigFix クライアントを実行する各コンピューターにコピーし、その後 setup.exe を実行します。
setup.exe
Windows のスタンドアロン Web レポート・サーバーをアップグレードするには、BigFix サーバーのインストール・フォルダーを Web レポート・サーバーのコンピューターにコピーします。BigFix サーバーのインストール・フォルダーのデフォルトの場所は %PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Installers\Server です。BigFix-BES-Server の setup.exe を実行します。これにより、インストールされている Web レポートが検出され、アップグレードできるようになります。
Platform/Installation/c_backup_procedure_windows.html#c_backup_procedureの説明に従って BigFix サーバーのデータおよび構成のリカバリー・コピーを作成した場合、アップグレードを実行する前に、Platform/Installation/c_recovery_procedure.html#c_recovery_procedureの説明に従って、BigFix サーバーをその元の状態にロールバックできます。
SQL Server データベース・インスタンスのパフォーマンスは、多くの場合、小さな調整によって改善できます。パフォーマンスは、単純な見落としによって低下することもあります。実際、SQL Server の一部の並列処理設定のデフォルト値は準最適です。さらに、ハードウェアのアップグレード後に、これらを再調整する必要があります。特に SQL Server が仮想マシン (VM) でホストされている場合、不適切なハードウェア構成からその他の問題が発生することがあります。
このセクションでは、既知の制限と考えられる回避策について説明します。
このセクションでは、BigFix コンポーネントと関連付けられたログ・ファイルについて説明しています。
各種オペレーティング・システムにインストールされた BigFix クライアントをアンインストールするには、次の各セクションを参照してください。