ボトムアップ・データ・フロー:BigFix クライアントから BigFix サーバーへ
BigFix プラットフォーム V10 は、UTF-8 を標準のエンコード・システムとして使用して、BigFix クライアントから BigFix サーバーにレポートを送信します。x-bes-report-charset
パラメーターは、マストヘッド内で utf-8 に設定されています。この値を変更することはできません。
ボトムアップ・データ・フローの場合、使用する言語、アプリケーション、プラットフォームに関係なく、すべてのテキスト文字を効率的に処理して表示することができます。
BigFix サーバーを V10 にアップグレードすると、新しい x-bes-fxf-charset
パラメーターと x-bes-report-charset
パラメーターがある更新済みマストヘッドが、適用環境全体に伝搬されます。
更新後のマストヘッド内の x-bes-fxf-charset
の値が、アップグレードの前にクライアントで使用されていた FXF エンコードの値と異なっている場合、BESClient
プロセスを再起動して、新しい値を有効にする必要があります。
注:
filldb
バッファー・ディレクトリーに、レポート・エンコードの予期しない値を使用するレポートが格納されている場合、BigFix を V10 にアップグレードすると、クライアントの filldb
プロセスが失敗する場合があります。レポート・エンコードの予期しない値の例: ReportEncoding: hp-roman8。このような場合、そのレポートが格納されている filldb
バッファー・ディレクトリーをクリーンアップしてから、filldb
を再起動してください。