VMware および Open VM ツール
テンプレート作成中に VMware ツール構成に対して「y」 (はい) を指定していた場合、Open VMware Tools の最小セットのみがインストールされています。これは、テキスト・ベースのユーザー・インターフェースのみを持つ Tiny Core Linux マシンで稼働しているためです。
最小セットは、以下の機能を提供します。
- 自動的なマウスのグラブおよびグラブ解放
- PCNet32 モジュールの代わりの VMXnet3 ネットワーク・モジュール
- HGFS (/mnt/hgfs にマウント) を使用したホスト共有フォルダー・アクセス
- ホストとの時刻同期
- ホスト/ゲストとの間のコピー/ペースト
Open VMware Tools の最小セットを稼働させるために、テンプレート作成時 (フェーズ 2) に以下の追加ライブラリーが自動的にインストールされます。
- fuse.tcz
- libdnet.tcz
- openssl-1.1.1.tcz
- open-vm-tools.tcz
- glib2.tcz
- libffi.tcz
- gamin.tcz
- pcre.tcz
注:
以下の Web サイトから、表にリストされたライブラリーをダウンロードできます。
http://distro.ibiblio.org/tinycorelinux/
「ダウンロード」セクションで、以下を実行します。
テンプレート作成中に VMware ツール構成に対して「n」 (いいえ) を指定した場合は、この機能は使用できません。
以下のオペレーティング・システム・コマンド・ラインを使用して、VMware ツールをセットアップし、完全な Open VMware Tools をインストールすることができます。
tce-load -wi open-vm-tools.tcz
sudo touch /opt/bigFix/status/vmwareToolsReady
Open VMware Tools をインストールすると、以下の機能を使用できます。
- フルスクリーン・サポートを含む、ゲスト・ウィンドウがあるデスクトップの自動サイズ変更 (タスクバーがデスクトップの左上に自動的に移動)
- 自動的なマウスのグラブおよびグラブ解放
- PCNet32 モジュールの代わりの VMXnet3 ネットワーク・モジュール
- HGFS (/mnt/hgfs にマウント) を使用したホスト共有フォルダー・アクセス
- ホストとの時刻同期
- ホスト/ゲストとの間のコピー/ペースト