リレーのセットアップ
リレーをセットアップするには、一部のサーバー任務を引き継ぐクライアント・コンピューターを指定する必要があります。
リレーがセットアップされると、ネットワーク内のコンピューターは自動的にリレーを検出して接続できます (または、BigFix クライアントが指定のリレーを指すように手動で割り当てることもできます)。
これによって、パッチの適用と管理に必要なクライアント/サーバー通信が大幅に減少します。クライアントはこれらの指定されたリレーからダウンロードを開始するので、BigFix サーバーに対するシン接続の負荷が最小限になります。クライアントはまた、ステータス情報をリレーにアップロードし、リレーはその情報をサーバーに渡す前にコンパイルして圧縮します。
クライアント・コンピューターをリレーとして構成するには、以下の手順に従ってください。
- ドメイン・パネルから「Fixlet とタスク」 を開き、「タスクのみ」を選択します。
- 「BigFix リレーのインストール」のラベルが付いたタスクをダブルクリックします。その下にタスク・ウィンドウが開きます。「説明」タブが選択されていることを確認してください。リレーのインストール・フォルダーを配置する場所は以下の 3 つから選択できます。
- 「指定パスにインストールする (Install to a given path)」。このオプションでは、リレーのインストール・フォルダーのパスを指定できます。
- 「空き容量が最大のドライブにインストールする (Install on the drive with most free space)」。このアクションでは、容量に最も余裕のあるドライブをインストール・フォルダーとして自動的に選択することができます。
- 「デフォルトの場所にインストールする」。これが推奨アクションです。インストール・フォルダーとして最適の場所が自動的に検出されます。
- BigFix のデプロイメントでインターネットに接続されたリレーまたは内部のリレー (アクセス保護が望ましい) を、認証リレーとして設定します。リレーを認証として設定する方法については、「 認証リレー」を参照してください。
リレーの作成が完了したら、クライアントはリレーを自動的にディスカバーして接続することができます。この場合は常に、経由するホップ数が最も少ないリレーが検出されます。
クライアントを手動で構成する必要がある場合、「リレーの使用」で説明するように、特定のリレーを指して使用するように各コンピューターに通知する必要があります。