ベースライン同期ダッシュボード
ベースライン同期ダッシュボードを使用して、ベースライン、ソース Fixlet、およびアクションが同期していることを確認します。ベースライン・コンポーネントがソース Fixlet に同期していることを確認することによって、ネットワーク全体にまたがってアクションを適用する場合の問題が防止されます。
このサンプル・シナリオは、このダッシュボードをどのように戦略的に使用できるかを示しています。例えば、一連の新規のベースラインを作成してテストした後、一部のパッチにエラーがあるとベンダーから報告されたと仮定します。このような理由から、新規の Fixlet が、エラーになったパッチのあるものの置き換えとして、BigFix によってリリースされます。ベースラインのうちのどれが影響を受けるかをチェックするのは、時間がかかる可能性があります。ベースライン同期ダッシュボードを使用すれば、数回のクリックだけで、ベースラインのどれが非同期になっているかを表示し、必要に応じてそのコンテンツを自動的に更新できます。
注: このダッシュボードはまた、非同期のベースラインから発行されたすべてのアクションを表示し、それをクローズしてから再度発行するオプションを提供します。
ベースライン同期ダッシュボードにアクセスするには、次のようなステップを実行します。
- ドメイン・パネルで「すべてのコンテンツ」ドメインをクリックします。
- ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーの「ダッシュボード」アイコンから該当のダッシュボードを選択します。
- 「BES サポート」を選択します。
- 「ベースライン同期ダッシュボード」をクリックします。ダッシュボードが開きます。
- ID
- ベースライン名
- サイト名
- 開いているアクションの数
- ベースライン・コンポーネントの数
- 同期の状況
- 特定のコンポーネントの関連度が非同期になっている。
- 特定のコンポーネントに、ソース Fixlet がない。
- 特定のコンポーネント・アクションに、ソース・アクションがまったくない。
- ベースライン内にコンポーネントが存在しない。
- このベースラインには、アクションが選択されていないコンポーネントが含まれています。
このダッシュボードから、以下を行うことができます。
- 特定のベースラインの検索
- ID、名前、またはサイト名を「検索」フィールドに指定することで、特定のベースラインを検索できます。
- ダッシュボードでの非同期のベースラインの制限のためのベースラインのフィルター処理
- 「ベースラインのフィルター」をクリックすることで、ダッシュボードに表示するベースラインをフィルターできます。次のいずれかの条件を選択することができます。
- 関連度が非同期である。
- アクションが非同期である。
- ソース Fixlet ID または名前。
- 非同期のベースラインのフィルターのリセット
- 「フィルターのリセット」をクリックすると、フィルターを一切適用せずに、すべてのベースラインを表示できます。
- ベースライン・コンポーネントの同期状況の表示
- ソース Fixlet に関して非同期のパーツを持つ Fixlet はどれかを確かめるには、各非同期のベースラインの横の「同期状況」をクリックします。 「ベースライン・コンポーネント・リスト」ダイアログには、各コンポーネントの詳細な同期状況が表示されます。
- ベースラインの同期
- ベースライン・コンポーネントの関連度またはアクションがソース Fixlet のものと異なる場合、ベースラインは非同期になります。ベースラインを同期することは、ソース Fixlet の関連度に合致するようにベースライン・コンポーネントを更新することを意味します。
ベースライン同期ダッシュボードで、非同期のベースラインを選択し、「ベースラインの同期」をクリックします。