仮想マシンの削除

VMware「仮想マシンの削除」 Taskを使用すると、BigFix コンソール内から VMware 仮想マシンを削除できます。

始める前に

分析VMware「ホストの概要」がアクティブになっていることを確認します。この分析を有効にしなければならない場合は、VMware「仮想マシンの削除」 Taskに警告メッセージが表示されます。分析をアクティブにしないと、続行できません。分析のアクティブ化には数分かかる場合があります。

分析の状況を確認するには、Server Automation domain のナビゲーション・ツリーから、 「仮想化」 > 「設定と保守」 > 「分析のアクティブ化」をクリックします。「分析のアクティブ化」リストで、 VMware「ホストの概要」分析が「アクティブ化されていない」から「全体でアクティブ化済み」に変更されていることを確認し、VMware「ホストの 概要」分析をクリックします。「分析:VMwareホストの概要」 ウィンドウで、「結果」タブをクリックします。「結果」ウィンドウに 1 つ以上のコンピューター名が表示されている場合は、分析がアクティブ化されています。コンピューター名に「レポートがありません」というメッセージが表示された場合、分析は収集されていません。

英語以外のユーザーの場合:VMware vCenter 中国語 (簡体字)、日本語、ドイツ語、フランス語のみをサポートしています。BigFix console で選択したコンソール言語が VMware で選択したコンソール言語と同じ場合にのみ、この Task を使用できます。

このタスクについて

この Task には、VMware からのデータが自動的に取り込まれます。他のデータで作業するには、検証をオフにして、パラメーター・フィールドに独自の値を入力する必要があります。フォームに入力されているデータをオーバーライドするには、無効にするパラメーターの左にある「検証」列にボタンがあるかどうかを確認し、 「オフ」を選択します。詳しくは、『タスクでの検証の無効化』を参照してください。

仮想マシンを削除するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. Server Automation domain を開きます。
  2. Server Automation domain のナビゲーション・ツリーから、「仮想化」 > 「ホスト管理」 > 「ホストの構成」をクリックします。
  3. 「ホストの構成」リストからVMware「仮想マシンの削除」 Taskを選択します。
  4. Task:VMware 仮想マシンの削除」ウィンドウの「ホスト」メニューから、仮想マシンが実行されているホストを選択します。
  5. 「仮想マシン名」リストから、削除する仮想マシンの名前を選択します。削除する仮想マシン名が「仮想マシン名」リストに複数回表示されている場合は、「仮想マシン UUID」「IP アドレス」のフィールドを見ることで、選択した仮想マシンが正しいかどうかを確認できます。名前が「仮想マシン名」リストに表示されていない仮想マシンを削除する場合は、「検証」列の「仮想マシン名」の検証ボタンで「オフ」を選択します。「仮想マシン名」リストの検証を無効にすると、「電源状態」の検証も無効になり、「仮想マシン UUID」がクリアされます。入力した仮想マシン名が正しいことを確認してください。正しくない場合は、VMwareTask が失敗します。
  6. 「電源状態」フィールドを使用すると、取り扱う仮想マシンの電源のオン/オフを確認できます。電源がオフになっている仮想マシンは削除できます。ただし、電源がオンになっていても、後でオフになるようにスケジュールされている仮想マシンを削除する場合は、「検証」列の「電源状態」の検証ボタンで「オフ」を選択します。そうすると、仮想マシンの電源がオフになったときに、Task がアクションを実行するようにスケジュールすることができます。
  7. 「アクションの実行」ダイアログ・ボックスで、「以下の一覧で選択したコンピューター」を選択されていることを確認の上、「コンピューター名」のリストから、削除する仮想マシンが実行されているホストを選択して、「OK」をクリックします。

タスクの結果

仮想マシンが削除されると、次のウィンドウで、「状況」「完了」に変わります。「アクション:VMware仮想マシンの削除 Fixlet」 ウィンドウ。「仮想化デバイスのインベントリー」「デバイス・リスト」および BigFix コンソールに、依然としてその仮想マシンが表示されますが、グレーアウトされています。