NIM サーバーで LPAR の NIM クライアントを作成する

「AIX NIM NIM マスター・サーバーでの論理区画 (LPAR) のクライアントの作成」タスクを使用して、NIM クライアントを NIM サーバー上に作成できます。作成するクライアントは、NIM サーバー上のオペレーティング・システム・イメージに関連付けられます。新規クライアントが作成されると、クライアントは、クライアントで定義されているイメージと必要な開始情報をコピーします。LPAR をネットブートすると、この段階で、オペレーティング・システム・イメージが LPAR にデプロイされます。

始める前に

以下の分析をアクティブ化する必要があります。
  • AIX®NIM の概要
分析をアクティブ化するには、サーバー自動化ドメインのドメイン・パネルに移動し、「仮想化」 > 「AIX NIM」 > 「設定と保守」 を選択して、 「AIX NIM の概要」を選択します。「分析: 「AIX NIM の概要」 ペインで、「アクティブ化」を選択します。

手順

  1. サーバー自動化ドメインを開きます。
  2. ドメイン・パネルで、 「仮想化」 > 「AIX NIM」 > 「NIM 操作」 をクリックし、 「AIX NIM NIM マスター・サーバーでの論理区画 (LPAR) の NIM クライアントの作成」タスクを選択します。
  3. 「NIM サーバー」 リストから、クライアントを作成する NIM サーバーを選択します。
  4. 「NIM クライアント名」フィールドに、LPAR を NIM クライアント・サーバーで認識させる名前を入力します。
  5. 「LPAR ホスト/DNS 名」フィールドに、新規クライアントの名前を入力します。完全修飾 DNS ホスト名または短縮ホスト名のいずれかを入力できます。
  6. 「LPAR IP」 フィールドに、DNS 名に対応する IP アドレス、または NIM マスター・サーバー上のホスト・ファイルのエントリーを入力します。
  7. 「PowerVM OS イメージ・タイプ」リストから、LPP ソースまたは mksysb イメージのどちらを使用するか選択します。
  8. 「PowerVM OS イメージ・タイプ」 リストから 「LPP ソース 」を選択した場合、使用する LPP ソースを 「LPP ソース」リストから選択します。
  9. 「PowerVM OS イメージ・タイプ」リストから 「Mksysb」を選択した場合は、使用する mksysb イメージを 「Mksysb」リストから選択します。イメージ名が 34 文字を超えていないことを確認してください。イメージ名が 34 文字より長い場合、タスクは失敗します。
  10. 「アクションの実行」をクリックし、「アクションの実行」ダイアログ・ボックスで、NIM クライアントを作成する NIM サーバーを選択し、「OK」をクリックします。

タスクの結果

「アクション: NIM サーバーで AIX NIM LPAR のクライアント作成 」 ウィンドウに、アクションの進行状況が表示されます。NIM クライアントが作成されると、「状況」「完了」に変わります。