ブローカーを使用するリモート・コントロール・セッションの開始

システムがインターネット上にあるとき、コントローラー・ユーザーは、ブローカーを使用してご使用のシステムに接続するリモート・コントロール・セッションを開始できます。このセッションに接続するには、接続コードを入力する必要があります。

始める前に

ブローカーを使用するリモート・コントロール・セッションを開始するには、リモート・コントロール・セッションを開始するコントローラー・ユーザーからセッション接続コードを取得します。

このタスクについて

コントローラー・ユーザーがリモート・コントロール・セッションを開始するときは、Remote Control サーバー UI を使用します。ブローカーは、必要な接続を確立するために使用されます。このリモート・コントロール・セッションに接続するには、コントローラー・ユーザーから取得した接続コードが必要です。接続コードを使用してリモート・コントロール・セッションに接続するには、次の手順を実行します。

手順

ターゲットのオペレーティング・システム用の手順に従って、ターゲット・コンピューターで接続コードを入力します。
注: ターゲットが新規にインストールされたものである場合、ターゲットが最初にサーバーに接続するか、ターゲットに ServerURL プロパティーと BrokerList プロパティーを手動で入力するまで、「接続コードの入力」オプションは使用できません。
Windows 上のターゲットの場合
以下から適切な方法を選択して、接続コードを入力します。
  • ターゲットの「通知」アイコンを右クリックし、「接続コードの入力」を選択します。
  • ターゲット UI を開いて、「アクション」メニュー > 「接続コードの入力」を選択します。
接続コードを入力し、「接続」をクリックします。
Linux 上のターゲット
  • ターゲット UI を開いて、「アクション」メニュー > 「接続コードの入力」を選択します。
  • 接続コードを入力し、「OK」をクリックします。
または、GUI コマンドラインを使用してこれを行うこともできます。詳しくは、コマンド行を使用してターゲット GUI にアクションを送信するを参照してください。

タスクの結果

ブローカーに正常に接続され、サーバーによって接続コードが検証され、セッションが認証されると、自動的にリモート・コントロール・セッションが開始します。セッション・ポリシーで「着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする」が有効になっている場合は、ターゲット・ユーザーがセッション要求の受け入れまたは拒否を選択できます。セッションの開始後、使用可能になる機能は、そのセッションに対して設定されているサーバー・ポリシーおよびアクセス許可によって異なります。

ブローカーと接続できない場合、接続コードを検証できない場合、またはターゲットがサーバーに認証されない場合は、「再試行」オプションを使用します。「再試行」をクリックすると、「接続コード」ウィンドウが表示されて、接続コードを再入力できます。「キャンセル」をクリックすると、リモート・コントロール・セッションは確立されません。