Power Management を使用して、デプロイメント環境における省電力ポリシーの制御、モニター、および管理を行うことができます。
Power Management は、ポリシーに基づいた、分散環境用のソフトウェアです。IBM® BigFix テクノロジーを基に構築されたこのソフトウェアにより、省電力ポリシーをインフラストラクチャー全体に適用できると同時に、電源管理ポリシーを 1 台のコンピューターに適用できる細分性が用意されています。
BigFix® Power® Management ソリューションにより、IT 組織は保全ポリシーをエンタープライズ全体に適用できるとともに、これらのポリシーを単一コンピューターに適用できる細分性も提供されます。具体的には、ネットワーク内のコンピューターについて、消費電力設定をモニターし、管理し、制御することができます。
BigFix 電源管理には、適用環境における電源設定の概要を表示するために、以下のダッシュボードが組み込まれています。
このセクションでは、Power Management の共通用語を定義します。
このセクションでは、Endpoint Manager Power®Management の主な機能の目的と働きについて説明します。
「電源管理適用状態チェック」ダッシュボードは、電源管理適用環境のトラブルシューティングと最適化チェックを行います。このダッシュボードは、「設定」、「履歴電源トラッキング」、「Wake-on-LAN」 のセクションで構成されています。
「消費電力要約」ダッシュボードは、消費電力のさまざまな側面に注目した個別のセクションから成る複合レポートです。
Power Management で提供される一連の Fixlet およびウィザードは、コンピューターの電源状態を制御し、使用されないまま稼働しているコンピューターによって生じる無駄を最小限に抑えるのに役立ちます。稼働しているコンピューターのスリープ状態、休止状態、スタンバイ状態は、ナビゲーション・ツリーの「消費電力低減」ノードで管理できます。
Power Management には、特定の時刻にコンピューターをオンラインにし、アクションを実行して、そのコンピューターを管理するための Fixlet およびウィザードが用意されています。
Power Management Web レポートには、あるデプロイメントでの消費電力を経営陣および意思決定者が表示および評価するための概要データが表示されます。
このセクションには、電源管理に関するよくある質問と回答のリストがあります。