選択したコンピューター・システムのライセンス使用状況の確認
API 要求の結果を絞り込んで、選択したコンピューター・システムからのデータのみを取得することができます。特定の情報だけを迅速に取得する必要がある場合に、この方法をお勧めします。
始める前に
- 各 API 要求は、token パラメーターを使用して認証する必要があります。認証トークンを取得するための REST API を使用して取得することができます。BigFix Inventory にログインして「ユーザー」アイコンにカーソルを移動して、「プロファイル」をクリックすることもできます。次に、「トークンの表示」をクリックします。
- 結果を絞り込むための照会パラメーターのリスト、および使用可能な列のリストを取得するには、特定の API タイプに関連する情報を参照してください。
手順
- 選択したコンピューター・システムを、その ID を照会することにより取得します。
https://hostname:port/api/sam/computer_systems? token=token&criteria={"or":[["id","=","1"],["id","=","2"]]}
結果: 各コンピューター・システムは別個の
id
を持っています。後でこのid
を使用して、ソフトウェア・インスタンスとコンピューター・システムの間で突き合わせを行うことができます。ソフトウェア・インスタンスおよびライセンス使用状況用の API では、このid
はcomputer_system_id
列で表されます。{ "id": 2, "parent_id": 175, "type": "virtual", "os": "Win2008R2 6.1.7601", "host_name": "NC9128109187", "dns_name": "NC9128109187", "ip_address": [ "9.128.109.187"], "last_seen": "2014-06-06T03:56:39Z", "hardware_manufacturer": "-", "hardware_model": "-", "hardware_serial_number": "TLM_VM_4236ac43", "processor_type": "Multi-core", "processor_brand": "Xeon(R), 3 or 4 Socket", "processor_vendor": "Intel(R)", "processor_model": "E3-12xx, E7-28xx, E7-48xx", "partition_cores": "1.0", "server_processors": 1, "server_cores": 1 }
- 選択したコンピューター・システムのソフトウェア・インスタンスを、その ID を照会することにより取得します。
次の例では、
computer_system_id
列およびsoftware_title_name
列を取得して、どのコンピューター・システムにどのソフトウェアがインストールされているかを認識できるようにします。完全な情報を取得する必要がある場合は、URL にすべての列の名前を追加してください。列名は応答の本文で見つけることができます。https://hostname:port/api/sam/software_instances? token=token& criteria={"or":[["computer_system_id","=","1"],["computer_system_id","=","2"]]} &columns[]=computer_system_id&columns[]=catalog_dimension.software_title_name
結果: 各ソフトウェア・インスタンスには、特定のインスタンスがインストールされているコンピューターの ID を表す
computer_system_id
列が含まれています。この列を使用して、ソフトウェア・インスタンスとコンピューター・システムを突き合わせます。例えば、行 152 から行 155 にcomputer_system_id=2
列が含まれている場合、これらのすべてのソフトウェア・インスタンスは、ID が 2 のコンピューター・システムにインストールされていることを意味します。{ "computer_system_id": 2, "catalog_dimension": { "software_title_name": "BigFix Inventory" }
- 選択したコンピューター・システムのライセンス使用状況を、その ID を照会することにより取得します。URL に
software_title_dimension.name
列を追加して、ライセンス使用状況が示されるソフトウェアの名前を認識できるようにします。次の例では、
computer_system_id
、metric_name
、peak_value
、software_title_dimension.name
の各列を取得します。完全な情報を取得する必要がある場合は、URL にすべての列の名前を追加してください。列名は応答の本文で見つけることができます。https://hostname:port/api/sam/license_usages? token=token& criteria={"or":[["computer_system_id","=","1"],["computer_system_id","=","2"]]} &columns[]=computer_system_id&columns[]=metric_name&columns[]=peak_value& columns[]=software_title_dimension.name
結果: 各レコードには、ライセンス使用状況が計算されるコンピューターの ID を表す
computer_system_id
列が含まれています。この列を使用して、ライセンス使用状況とコンピューター・システムを突き合わせます。例えば、行 152 から行 155 にcomputer_system_id=2
列が含まれている場合、これらのすべてのライセンス使用状況レコードは、ID が 2 のコンピューター・システムに対して提示されていることを意味します。peak_value
列は、特定のソフトウェア・タイトル (software_title_dimension.name
で示されます) のピークのライセンス使用状況 (過去 90 日間の) を表します。metric_name
列によって、ライセンス・タイプが PVU か RVU か、フル・キャパシティーかサブキャパシティーかを認識できます。{ "computer_system_id": 2, "metric_name": "RVU_SUB_CAP", "peak_value": 2, "software_title_dimension": { "name": "BigFix Inventory" }}