ソフトウェアの分類 (v2)

9.2.14 9.2.14 から使用可能です。api/sam/v2/software_instances エレメントに対して PUT 操作を使用して、ソフトウェアの分類を定義、変更、または移行することができます。

API でサポートされる操作

権限

ユーザー この API を使用するには、「エンドポイントの表示」権限および「ハードウェア・インベントリーの表示」権限が必要です。

リソース URL

https://hostname:port/api/sam/v2/software_instances?token=token
重要: この API を使用して、ソフトウェア・バンドルを更新または移行することができます。更新できるのは、ソフトウェア・カタログで定義されているか、以前に WebUI で手動で作成されたバンドルのみです。

リソース情報

1. リソース情報
操作の詳細 「説明」
HTTP メソッド PUT
要求ヘッダー
ヘッダー
Accept-Language (オプション)
en-US (英語のみをサポート)

応答の言語をネゴシエーションします。ヘッダーを指定しない場合、コンテンツはサーバーの言語で戻されます。

要求フォーマット application/json
応答ヘッダー
ヘッダー
Content-Type
application/json

応答のコンテンツ・タイプを指定します。

ヘッダー
Content-Language
en-US, …

応答のコンテンツの言語を指定します。ヘッダーを指定しない場合、コンテンツはサーバーの言語で戻されます。

応答ペイロード n/a element
応答フォーマット application/json
応答コード

207 – OK

500 – "Bad Request" 照会パラメーターにエラーがあるか、照会パラメーターが欠落している場合

パラメーター

重要: コンポーネント・インスタンスを製品要求に割り当てるには、以下のパラメーターが必要です。
  • token
  • is_charged
  • metric_id
  • product_release_guid
  • instance_id、または、以下のようなパラメーターの組み合わせ: コンピューターを識別するパラメーター:computer_dns_name または computer_bigfix_id と、ソフトウェアを識別するパラメーター:discoverable_guid (その後で discovery_path パラメータを使用して精度を上げることも可能です)。
抑止や除外などの要求では、以下の表に示すように、さまざまなパラメーター・セットが必要です。
2. パラメーター以下にリストされているパラメーターはオプションです。必要に応じて、これらのパラメーターを照会に含めることができます。すべてのオプション・パラメーターの範囲外の値は無視されます。
パラメーター 説明 タイプ
instance_id コンポーネント・インスタンスの識別子。 数字
computer_bigfix_id BigFix で定義されているコンピューターの ID。 数字
computer_dns_name コンピューターの DNS。 ストリング
discoverable_guid コンポーネントの GUID。 ストリング
discovery_path コンポーネントがインストールされているパス。BigFix 製品の場合のみ使用できます。BigFix 以外の製品の場合、戻り値は null です。 ストリング
product_release_guid プロダクト・リリース GUID。 ストリング
metric_id 製品で使用されているライセンス・メトリックの ID。各 metric_id の意味については、以下を参照してください:メトリック ID およびコード名 ストリング
is_confirmed 製品に対するコンポーネントの割り当てが確認されているかどうかの情報。 ブール値
is_excluded 製品が価格計算から除外されているかどうかの情報。 ブール値
is_suppressed コンポーネントがインストールされているコンピューターで抑止されているかどうかの情報。 ブール値
exclusion_or_suppress_comment 除外または抑止時に提供されたコメント。 ストリング
9.2.14 is_charged 製品に対するコンポーネントの割り当てが課金対象かどうかの情報。 ブール値
token 固有のユーザー認証 ID。認証トークンを取得するための REST API を使用して取得することができます。BigFix Inventory にログインして「ユーザー」アイコン「ユーザー」アイコンにカーソルを移動して、「プロファイル」をクリックすることもできます。次に、「トークンの表示」をクリックします。 英数字
verbose API 要求の結果についての説明情報。デフォルトで、このパラメーターは false に設定されています。 ブール値
simulate このパラメーターを API 要求に追加することにより、呼び出しをテストして結果と状況を表示することができます。デフォルトで、このパラメーターは false に設定されています。 ブール値
注: 単一の要求で複数の値を変更できます。例えば、単一の要求を使用してコンポーネントを再割り当てし、その状況を「確認済み」に変更することができます。

会話例

  1. コンポーネントの割り当て

    課金タイプが「0」でメトリック ID が 6 のバンドルを使用して、ID 214 のコンポーネント・インスタンスを GUID 7E9162CD-B894-48B3-AFB7-1234567890AB の製品リリースに割り当てます。

    要求
    PUT https://example.com:9081/api/sam/v2/software_instances?token=1234567890abcdef1234567890abcdef12345678 
    Content-Type: application/json 
    { 
        "rows": [ 
            { 
                "instance_id": 214, 
                "product_release_guid": "7E9162CD-B894-48B3-AFB7-1234567890AB", 
                "metric_id": 6, 
                "is_charged": 0 
            } 
        ] 
    } 
    応答本文
    Response code: 207 
    Content-Type: application/json; charset=utf-8 
    { 
        "valid_instances": { 
            "Bundled": 1 
        }, 
        "invalid_instances": {}, 
        "unmodified_instances": 0 
    } 
  2. BigFix Inventory から ID が 103 のコンポーネント・インスタンスを抑止します。
    要求
    PUT https://example.com:9081/api/sam/v2/software_instances?token=1234567890abcdef1234567890abcdef12345678 
    Content-Type: application/json 
    { 
      "rows": [ 
        { 
          "instance_id": 103, 
          "is_suppressed": 1 
        } 
      ] 
    } 
    応答
    Response code: 207 
    Content-Type: application/json; charset=utf-8 
    { 
        "valid_instances": { 
         "Suppressed": 1 
        }, 
        "invalid_instances": {}, 
        "unmodified_instances": 0 
    } 
  3. ID 73 のコンポーネント・インスタンスの抑止をクリアします
    要求
    PUT https://example.com:9081/api/sam/v2/software_instances?token=1234567890abcdef1234567890abcdef12345678 
    Content-Type: application/json 
    { 
      "rows": [ 
        { 
          "instance_id": 73, 
          "is_suppressed": 0 
        } 
      ] 
    } 
    応答
    Response code: 207 
    Content-Type: application/json; charset=utf-8 
    { 
      "valid_instances": { 
       "Unsuppressed": 1 
      }, 
      "invalid_instances": {}, 
      "unmodified_instances": 0 
    } 
  4. ID が 94 のコンポーネント・インスタンスに割り当てられた製品をメトリック計算から除外します
    要求
    PUT https://example.com:9081/api/sam/v2/software_instances?token=1234567890abcdef1234567890abcdef12345678 
    Content-Type: application/json 
    { 
      "rows": [ 
        { 
          "instance_id": 94, 
          "is_excluded": 1 
        } 
      ] 
    } 
    応答
    Response code: 207 
    Content-Type: application/json; charset=utf-8 
    { 
      "valid_instances": { 
        "Excluded": 1 
      }, 
      "invalid_instances": {}, 
      "unmodified_instances": 0 
    } 
  5. ID が 58 のコンポーネント・インスタンスに割り当てられた製品の除外をクリアします
    要求
    PUT https://example.com:9081/api/sam/v2/software_instances?token=1234567890abcdef1234567890abcdef12345678 
    Content-Type: application/json 
    { 
      "rows": [ 
        { 
          "instance_id": 58, 
          "is_excluded": 0 
        } 
      ] 
    } 
    応答
    Response code: 207 
    Content-Type: application/json; charset=utf-8 
    { 
      "valid_instances": { 
      "Included": 1 
      }, 
      "invalid_instances": {}, 
      "unmodified_instances": 0 
    } 

10.0.8 FlexPoint オファリングまたは Cloud Pak への製品の割り当て

製品を FlexPoint オファリングまたは Cloud Pak に割り当てるには、以下のフィールドが必要です。
  • instance_id または以下を含むフィールドの組み合わせ。
    • コンピューターを識別するフィールド:computer_dns_name または computer_bigfix_id
    • ソフトウェアを識別するフィールド:discoverable_guid (その後で discovery_path パラメーターを使用して精度を上げることも可能)
  • bundle_name または bundle_guid またはその両方
要求
PUT api/sam/v2/software_instances?token=7adc3efb175e2bc0f4484bdd2efca54a8fa04623
{
    "rows": [
        {
         "instance_id":4,
         "bundle_name":"Unified Governance \u0026 Integration"
        }
    ]
}
応答ヘッダー
207 - OK
応答本文
{
"valid_instances":
         {"Assigned to CloudPak":1},
"invalid_instances":{},
"unmodified_instances":0
}

10.0.8 1 回の呼び出しによる製品に対するコンポーネントおよび Cloud Pak に対する製品の割り当て

1 つの REST API 呼び出しでコンポーネントを製品に割り当て、次に製品を Cloud Pak に割り当てるには、以下のフィールドが必要です。
  • instance_id または以下を含むフィールドの組み合わせ。
    • コンピューターを識別するフィールド:computer_dns_name または computer_bigfix_id
    • ソフトウェアを識別するフィールド:discoverable_guid (その後で discovery_path パラメーターを使用して精度を上げることも可能)
  • product_release_guid
  • metric_id
  • is_charged
  • bundle_name または bundle_guid またはその両方
要求
PUT api/sam/v2/software_instances?token=7adc3efb175e2bc0f4484bdd2efca54a8fa04623
{
    "rows": [
      {
         "instance_id":1423,
         "product_release_guid":"1bde5fc0-0e29-496a-b581-bacdaa75810f",
         "metric_id":5,
         "is_charged":1,
         "bundle_name":"IBM Db2 Standard Edition Extension for IBM Cloud Pak for Data"         
       }
    ]
}
応答ヘッダー
207 - OK
応答本文
{
"valid_instances":
        {
        "Bundled":1,
        "Assigned to CloudPak":1
        },
"invalid_instances":{},
"unmodified_instances":0
}

会話例 - BigFix サーバー間でのソフトウェア割り当ての移行

詳しくは、下記を参照してください。チュートリアル: 2 台の BigFix サーバー間でのソフトウェア割り当ての移行