未加工のスキャン結果を取得するための REST API

9.2.8 9.2.2 から使用可能です。REST API を使用した未加工スキャン結果の取得は、最近インストールまたは変更されたソフトウェアを素早くディスカバーできるようにすることで、環境のモニタリングを効果的に行うことを目的としたものです。短縮されたデータ・インポートを使用することで、ソフトウェアに関するデータがサーバーにより速く到達し、また同時に、毎日実行できるインポートの数を増やすことができます。

データ・インポートは複数のステップで構成されます。その中でも最も重要なステップは、未加工スキャン結果の取得、このデータの集約、およびライセンス使用量の計算です。大規模環境では、完全なデータ・インポートには数時間かかる場合があり、これは、BigFix Inventory が最近の変更に関する情報を表示するために必要な時間を増加させます。

REST API を使用して未加工スキャン結果を取得する場合、未加工のスキャン結果をインポートし、以降のステップ (集約やライセンス計算など) を省略する「未加工のデータのみ」タイプのデータ・インポートを実行できます。このデータ・インポートは時間が大幅に短くなりますが、インポートされた未加工データは、REST API を使用してのみ取得できます。このデータは集約されていないため、 BigFix Inventory UI には表示されません。UI には、引き続き最後の正常な完全データ・インポートによる環境の状態が表示されます。