Linker
Linker
要素では、ビルド環境で使用するリンカー実行可能ファイルを指定します。この要素の値は、実行可能ファイルへの絶対パスである必要があります。プロパティー・ファイルには、複数の Linker
要素を含めることができますが、少なくとも 1 つの要素が必要です。
この要素は 1 つの属性 macro
で構成されますが、この属性により、ビルド時に linker
実行可能ファイルを格納する変数の名前が指定されます。macro
属性を指定しない場合は、linker
macro
のデフォルト値は LD
です。
macro
属性の値は、すべての Linker
要素にわたって一意である必要があります。例えば、LD
を Linker
属性として複数回リストすることはできません。
例
<Linker macro=LD>/usr/bin/ld</Linker>
説明
LD
:LD
マクロを使用することを Ounce/Make に指示します。
/usr/bin/ld
:/usr/bin/ld
リンカーを使用することを Ounce/Make に指示します。