URL およびフォームの正規化
正規化ルールは、URL およびフォームが一意であり、レポート内で誤って繰り返されていないかどうかを、スキャン・ジョブが判別する際に役立ちます。
このタスクについて
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正規化ルールは、URL およびフォームが一意であり、レポート内で誤って繰り返されていないかどうかを、スキャン・ジョブが判別する際に役立ちます。URL およびフォームが繰り返されている場合は、報告される問題の数や他の統計が増大します。
以下の場合は、正規化ルールを適用する必要があります。
- サイトで静的 URL を使用しており、ページ同士の相違を識別するためのスキャン・ジョブが必要な場合。ページの「正規化ルール」セクションを使用します。
- フォームまたは照会ストリングのパラメーターが原因で、URL とフォームが実際には異なっていないのに、スキャン・ジョブは URL とフォームが異なっていると見なす場合。ページの「パラメーターと Cookie の除外」セクションを使用します。
- HTTP サーバーと HTTPS サーバーの両方のコンテンツが同じであり、スキャン・ジョブが誤って両方のページを分析の対象としないようにする必要がある場合、このようにしないと膨大なレポートが生成されます。ページの「URL サブストリングの除外」セクションを使用します。例えば、https://example.support.com/index.asp と http://example.support.com/index.asp は両方とも同じページです。「http」と「https」の両方を除外として追加する必要があります。そのようにしないと、両方とも一意の URL として報告されます。
正規化ルールは、ドメイン内のすべてのページに適用されます。ドメインはグローバルであるため、ルールはインストール済み環境のすべてのジョブに自動的に適用されます。したがって、すべてのジョブで、スキャン対象のページに同じルールが適用されます。ジョブの結果をレポート・パック内で結合すると、一貫性のあるデータとなります。
手順
- コンテンツ・スキャン・ジョブの「パラメーターおよび Cookie」ページに移動し、「正規化ルール」セクションを展開して、オプションを選択します。
- 「正規化ルールを適用する場合は、以下のパラメーターおよび Cookie を無視してください」セクションで、除外するパラメーターまたは Cookie を入力します。パラメーターが照会ストリングと POST データのどちらを介して実行依頼されるかは問題ではありません。これは、サーバーにとって重要な違いではありません。そのため、これらを別々に識別する必要はありません。
- 変更が完了したら、「保存」をクリックします。