DAST に対するシステム要件

AppScan on Cloud を使用して Dynamic Application Security Testing (DAST) スキャンに関する DAST 固有のシステム要件およびインフラストラクチャ要件を確認します。

一般的なシステム要件

サービス接続、サポート対象ブラウザー、画面解像度、ネットワーク情報などの一般的なシステム要件については、「システム要件とバージョン・サポート」を参照してください。

DAST の要件と制限の概要

DAST スキャンの主な要件と制限は次のとおりです。

  • インターネット・アクセス: テストしたアプリケーションがインターネットに接続されている必要があります。アプリケーションがインターネットに接続されていない場合は、スキャンを起動する前にAppScan Presence を使用してプライベート・サイトのスキャンを設定する必要があります。
  • ドメインの検証または管理: スキャンを開始する前に、ドメインを検証するか、許可ドメイン・リストに追加する必要があります。アクセスできる「ドメイン」ページは、サブスクリプションによって異なります。
  • ADNS テストの構成: ADNS を使用した高度なテストの場合は、ファイアウォール構成でポート 53 (DNS プロトコル) を介した ADNS.appscan.com への接続が許可されていることを確認します。
  • DAST IFA: DAST IFA 機能のいずれかを使用する場合は、Azure OpenAI アカウントが必要です。

ベスト・プラクティス

DAST スキャンには、次の要件が適用されます。

  • 環境: 可能な場合は、実動サイトではなくステージングで DAST スキャンを実行することをお勧めします。実動サイトで DAST スキャンを実行すると、サイトの安定性を損なうおそれがあります。
  • 実行状態: アプリケーションが実行中の状態であり、スキャン環境からアクセス可能である必要があります。

DAST 固有のネットワーク要件

包括的なネットワーク要件、データ・センター情報、および IP アドレスについては、「システム要件」トピックの「DAST テクノロジーの要件」を参照してください。

また、次のことも確認してください。

  • プライベート・サイトのスキャンの場合は、分離されたネットワークにアクセスするために AppScan Presence をインストールして構成します。
  • 詳細については、「Presence のシステム要件」を参照してください。

高度なテストのための AppScan DNS (ADNS) サーバー要件

AppScan DNS (ADNS) 機能を利用する場合、適切なファイアウォールとネットワーク構成が必要です。ADNS テストにより、AppScan on Cloud は、スキャン中にターゲット・アプリケーションによってトリガーされる DNS ルックアップ・クエリーを監視することで、DNS 関連のセキュリティー脆弱性と帯域外のセキュリティー問題を特定できます。

  • サーバー・ドメイン: ADNS.appscan.com
  • プロトコルとポート: ポート 53 を介した DNS プロトコル
  • 接続要件: ADNS テストを有効にするには、ターゲット Web アプリケーションに ADNS サーバーへのアウトバウンド・アクセス権が必要です。ファイアウォール構成で、ターゲット・アプリケーションから ADNS サーバーへの DNS クエリーが許可されていることを確認します。
  • 目的: ADNS テストにより、AppScan on Cloud は DNS 関連のセキュリティー脆弱性と、DNS ルックアップ・クエリーを通じて Log4j に関連するものなどの潜在的なセキュリティー問題を特定できます。

DAST 固有の制限と考慮事項

  • プライベート・サイトのスキャンの同時実行: 単一の Private Site Scanning (PSS) Presence クライアントは、最大 15 件の DAST スキャンを同時にサポートします。
  • 同時実行は、同時実行ライセンスの数に基づいています。例えば、同時実行ライセンスが 2 つある場合、2 つのスキャンを同時に実行でき、追加のスキャンはキューに入れられます。