アプリケーション・スキャン・クリーンアップ
古いスキャンを削除すると、パフォーマンスが向上し、煩雑さが軽減されます。
任意のアプリケーションで許可されるスキャンの最大数は 2,000 件です。スキャンの制限に達し、自動クリーンアップが実行されていない場合、新しいスキャンを作成したり、既存のアプリケーションを再スキャンしようとすると、エラーが発生することがあります。 AppScan on Cloud から、新しいスキャンを開始する前に既存のスキャンを削除するよう求められます。最も古いスキャンを自動的に削除するか、削除するスキャンを手動で選択できます。手動クリーンアップと自動クリーンアップのどちらを実行するかは、組織の管理者が選択します。管理者は、他のユーザーが個々のアプリケーションの設定を変更できるようにすることもできます。
スキャンが削除されると、そのスキャンのみに属する問題も削除されます。複数のスキャンで問題が検出された場合、問題は削除されません。最初に検出されたスキャンが削除されても、問題の最初の検出の日付は変更されません。
AppScan on Cloud には、自動クリーンアップが推奨されます。
組織の場合
管理者は、
で組織のデフォルトのクリーンアップ設定を選択します。- スキャンを手動で削除: ユーザーはスキャンを手動で削除する必要があります。注: 2024 年 2 月 18 日以降、2,000 件のスキャンの制限を超えているアプリケーションは、既存のスキャンを手動で削除するか自動クリーンアップを有効化するまで、新たにスキャンを実行できなくなります。
- 自動クリーンアップを有効化: サービスはバックグラウンドで実行され、必要に応じて最も古いスキャンから順に削除されます。
オーバーライド
これを選択すると、他のユーザーがアプリケーションの「クリーンアップ」設定を変更できます。
デフォルトでは、オーバーライドする許可 (オーバーライドが有効な場合) はアプリケーション・マネージャーのみに割り当てられます。ただし、この許可は、管理者が「アプリケーションの作成/変更を許可」を選択すると変更できます。
でロールに対してアプリケーションの場合
- 「クリーンアップ」設定 (手動または自動) は、ダイアログの「クリーンアップ」タブで表示できます。
- ロールのオーバーライドが有効になっている場合は、そのアプリケーションのクリーンアップ方法を変更できます。
再スキャン制限
1 つのスキャンでの許容実行最大数は 100 です。この制限を超えて再スキャンすると、最も古いスキャン実行が自動的に削除されます。削除する実行を選択するオプションはありません。
削除対象のスキャンと同様に、削除対象の実行で検出された問題も、その実行でしか発生しない場合は削除されます。また、他の実行で検出された場合は、元の最初の検出の日付のままになります。