プロキシー・サーバーとミーティング・サーバーで写真のサポートを有効にする

この手順では、Sametime プロキシ―・サーバー上に写真キャッシュを作成します。このキャッシュは、プロキシー・サーバーの Web クライアント、モバイル・クライアント、Sametime 11.6 ミーティング・サーバー・クライアントに写真を提供します。

このタスクについて

注: Sametime プロキシ― 11.6 では、ミーティング・クライアントとモバイル・クライアントで photocache を有効にする必要があります。現在では、Photocache はデフォルトで有効になっています。

ミーティング・サーバーはプロキシー・サーバー・キャッシュから写真を取得し、独自のキャッシュを持ちません。プロキシー・サーバーは、コミュニティー・サーバーのビジネス・カード構成で指定された場所から写真を取得し、プロキシー・サーバー上の指定されたドライブに写真をキャッシュします。

プロキシー・サーバーとミーティング・サーバーの写真をサポートするには、この手順を実行する以外に、Domino ディレクトリーのユーザー文書または LDAP ディレクトリーから情報を取得するビジネス・カードをコミュニティー・サーバーに設定する必要があります。写真は photoURL フィールド (Domino) に保存するか、LDAP 属性 (LDAP ディレクトリー) の写真 URL として保存する必要があります。添付ファイルとしての写真はサポートされていません。ビジネス・カードの設定の詳細については、「ビジネスカードを設定する 」のトピックを参照してください。

手順

  1. Sametime プロキシ―・サーバーにリモート接続します。
  2. キャッシュされた写真を保管するディレクトリーを作成します。例:d:\hcl\photocache。
    注: Linux サーバーには、このディレクトリーに対する読み取り、書き込み、削除の権限がなければなりません。
  3. テキスト・エディターまたは xml エディターを使用して、sametimeproxy\conf\stproxyconfig.xml にある stproxyconfig.xml ファイルを開きます。
  4. 写真のキャッシュを使用可能にする <photoCache> セクションを追加し、その場所の URL とパスを指定します。
    :
    <photoCache>
           <enabled>true</enabled>
           <storageLocation>d:\hcl\photocache</storageLocation>
           <cacheExpiry>10</cacheExpiry>
           <proxyServerURL>http://webchat.example.com</proxyServerURL>  
    </photoCache>
    1. <storageLocation> で、写真の保存用に作成されたディレクトリーを選択します。
    2. <proxyServerURL> に、Sametime プロキシ―・サーバーの完全修飾ドメイン名を指定します。
  5. ファイルを保存して閉じます。