レコグナイザーを作成または構成するにはどうすればよいですか?

ウィジェット ウィザードおよび Live Text ウィザードを使用して新しいアクションを作成する場合、オプションでウィザード アクション内で新規または既存の認識エンジンを構成できます。ウィジェットに含めるかどうかに関係なく、認識エンジンを構成して公開することもできます。ユーザーは Live Text をクリックして、そのテキスト パターンに対して特定の方法で動作するように事前に設定されたアクションを開始できます。たとえば、電子メール アドレスが Live Text として認識される場合、Live Text 電子メール アドレスをクリックすると、その電子メール受信者に宛てられた新しいメール メッセージを開くことができます。

このタスクについて

Live Text は、アクティブなドキュメント内で認識されるテキスト パターンであり、ユーザーはこれに基づいてウィザード アクションを開始できます。ウィジェットに認識機能を追加すると、認識されたデータをアクションに結び付けることで、Live Text に対してウィジェットがどのように動作するかを定義できます。レコグナイザーは、標準のJava 正規表現を使用して定義されます。Live Text は、アクティブなドキュメントにダッシュ下線付きのテキストとして表示されます。

ウィジェットの作成時に、特定のアクションのコンテンツ タイプで動作するようにレコグナイザーを接続できます。[マイ ウィジェット] オプション メニューから [アクション、コンテンツ タイプ、および認識機能の管理] をクリックすると、[ウィジェット管理] ビューで他のアクション、コンテンツ タイプ、および認識機能を表示および操作することもできます。

手順

  1. 「マイウィジェット」オプションメニューから「Configure Recognizer」をクリックします。
    注: [ウィジェット管理] ビューの[認識機能]タブを使用して、新しい認識機能を作成することもできます。また、ウィザードを使用してウィジェットを作成する場合、新しいウィジェットの構成中にオプションで「認識装置の構成」ダイアログを開くことができます。
  2. 認識名 (米国の郵便番号など) を入力します。
  3. 利用可能なリストから既存のコンテンツ タイプを選択するか、 [新しいタイプ]をクリックしてコンテンツ タイプを入力して新しいコンテンツ タイプを作成します。たとえば、「アドレス」を指定します。

    この名前は、[ウィジェット管理] ビューの[コンテンツ タイプ]タブの[表示名]フィールドと、 [認識]タブの[コンテンツ タイプ名]フィールドに表示されます。

  4. 正規表現を入力します (例: \b[0-9]{5}\b)。

    レコグナイザーは Java 正規表現として作成されます。2 つのサンプル サイトは次のとおりです。

    java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/java/util/regex/Pattern.html
    regex.powertoy.org

    有効な式を入力する必要があります。入力した値が無効な正規表現である場合は、エラーが発生します。

    このエントリは、[ウィジェット管理] ビューの[認識]タブの[正規表現]フィールドに表示されます。

  5. グループ番号とコンテンツのプロパティを入力します。0 グループは常に、一致した式全体です。その後、グループ番号は正規表現の括弧に対応します。たとえば、グループ番号 0 のコンテンツ プロパティ値を content.uszip に設定すると、一致した式全体がこのプロパティにマップされます。

    この名前は、[ウィジェット管理] ビューの[認識] タブの[コンテンツ タイプ ID]フィールドに表示されます。

  6. 「OK」をクリックします。