レプリカでスペースを節約する
[複製オプション] ダイアログボックスの [スペースセーバー] ページで、複製時に選択したレプリカが受信する各文書の量を制御できます。[スペースセーバー] ページのオプションは、すべてのロケーションの選択したレプリカに適用されます。
このタスクについて
[複製オプション] ダイアログボックスを開くには、カスタマイズするレプリカを開いてメニューから、[スペースセーバー] をクリックします。
をクリックし、次の表の項目をクリックして、それぞれの設定の適用方法を参照してください。
設定 |
有効範囲 |
コメント |
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受信文書を日時に基づいて削除または複製するには |
すべてのロケーション |
指定した日時以降に編集または作成された文書のみを受信するようにして、ローカルレプリカのサイズを制限できます。 |
フォルダまたはビューのサブセットのみのレプリカを作成するには |
すべてのロケーション |
指定したフォルダとビューの文書のみを受信するようにして、ローカルレプリカのサイズを制限できます。 |
特定のデータのみのレプリカを作成するには |
すべてのロケーション |
フォームで指定した条件に合った文書のみを受信するようにして、ローカルレプリカのサイズを制限できます。このフォームは、メール、ディスカッション、チームルームなど、特定のアプリケーションでのみ使用できます。 |
[概要と 40KB のリッチテキストを受信する] を選択するか、[選択式で選択された文書] を選択して式を指定し、サーバーのレプリカが短縮された文書を受信するように指定することもできます。
文書の短縮の詳細については、「レプリカが受信するすべての文書を短縮したり、添付ファイルを制限したりするには」を参照してください。
式言語を使用して複製を制限する方法の詳細については、『HCL Domino® Designer ヘルプ』がインストールされている場合は、「レプリカの内容を制限する」
トピックを参照してください。または、Web 上の Documentation で『Domino® Designer ヘルプ』をダウンロードするか参照してください。
受信文書を日時に基づいて削除または複製するには
このタスクについて
複製履歴が存在する (消去されていない) 場合は、変更または作成された日時に基づいて文書をローカルレプリカから削除できます。古い文書を削除すると、大きなアプリケーションのローカルレプリカを大幅に縮小できます。文書はほかのレプリカからは削除されないため、後で設定を変更して、削除した文書をローカルレプリカに復元することもできます。
また、指定した切り離し日以降に変更されていない文書の複製をスキップすることもできます。切り離し日を設定すると、Notes® ですべての文書を処理する必要がなくなるため、複製にかかる時間が短縮されます。
手順
- レプリカを開き、 をクリックします。
-
次のどちらか一方または両方を選択します。
- 文書を削除するには、[スペースセーバー] で [更新のない文書を削除する: 過去 n 日間] を選択して日数を入力します。
- 古い文書の複製をスキップするには、[その他] をクリックし、[このレプリカには次の日付以降削除されたすべての文書の削除スタブを含める] に切り離し日を入力します。日時を月/日/年の形式で入力します。
- 「OK」をクリックします。
パージ期間
このタスクについて
アプリケーションから文書を削除すると、Notes® でその文書を識別する削除レコードが保存されます。そのため、Notes® で元のアプリケーションから文書が削除されても、その文書を他のレプリカに複製できます。デフォルトのパージ期間は、30 日です。アプリケーションから削除された文書を受信できるようにするには、各パージ期間内に最低 1 回は (例えば、30 日ごとに) 複製を行います。
アプリケーションを開くたびに、Notes® でアプリケーションのパージ期間を過ぎた削除レコードが削除されます。アプリケーションのパージ期間は、[指定日数間に変更がない文書を削除する] で指定した日数の 3 分の 1 です。例えば、この日数が 60 日と指定されている場合、パージ期間は 20 日です。削除レコードを削除すると、削除された文書が使用していたディスクスペースが解放されます。
Notes® でパージ期間を過ぎた文書がレプリカから削除されるときに、Notes® でその文書の削除レコードは作成されません。
特定のデータのみのレプリカを作成するには
このタスクについて
メール、ディスカッション、チームルームなどの特定のアプリケーションでは、レプリカに含める情報を設計済みのフォームを使用して選択できます。フォームを完成させると、Notes® で条件が式に変換され、選択したレプリカの内容を制限するために使用されます。
手順
- メール、ディスカッション、チームルームなどのレプリカを開き、[ファイル] > [複製] > [このアプリケーションのオプション] をクリックします。
- アプリケーション設計にフォームがある場合は、[スペースセーバー] の [文書のサブセットを複製] の下に、フォルダとビューのリストの代わりに、選択オプションとチェックボックスが表示されます。[文書の複製] で [選択した条件に一致] が選択されていることを確認します。
- フォームをスクロールして、アプリケーションの種類に適したオプションを選択します。例えば、ディスカッションアプリケーションで [By author] を選択して、一連の作成者名を入力します。そうすると、Notes® では選択したレプリカには、指定した作成者が作成した文書のみが含まれます。
- 「OK」をクリックします。
フォルダまたはビューのサブセットのみのレプリカを作成するには
このタスクについて
選択したフォルダやビューの文書のみがレプリカで受信されるように制限できます。フォルダやビューはレプリカからは削除されません。フォルダやビューの文書のみが除外されます。
手順
- レプリカを開き、 をクリックします。
- [スペースセーバー] をクリックし、[指定したビューまたはフォルダの文書] を選択します。
- レプリカに含めるフォルダとビューを選択します。[Shift] キーを押すと、リスト内の連続した複数の項目を選択できます。[Ctrl] キーを押すと、リスト内の連続していない複数の項目を個別に選択できます。
- 「OK」をクリックします。