ユーザーやサービスの認証
特定のユーザーまたはサービスについて、信頼する HCL Notes® 認証とインターネット証明書、および信頼しない HCL Notes 認証とインターネット証明書をすべて表示することができます。
(Macintosh OS X ユーザーの場合: ) を選択し、 をクリックします。Notes 認証やインターネット証明書を信頼することは、通常、連絡先に対応する相互認証があることを意味します。
連絡先で信頼できる認証を見つける方法の詳細については、「信頼できる Notes® 認証とインターネット証明書を見つける」を参照してください。
[ユーザー、サービスの確認] ダイアログボックスで、[認証] ドロップダウンリストから次のいずれかの認証ビューを選択します。ダイアログボックスの上部にある [ディレクトリと個人アドレス帳の名前の調査]
を選択した場合は、連絡先と HCL Domino® ディレクトリで見つかった認証が表示されます。ダイアログボックスの上部にある [個人アドレス帳のすべての名前の表示]
を選択した場合は、連絡先で見つかった認証のみが表示されます。
表示する認証の種類 |
ビューの種類の説明 |
---|---|
すべて (デフォルト) |
すべての Notes® 認証とインターネット証明書 |
信頼済み Notes® |
|
インターネット証明書 |
有効な相互認証があるために信頼できるインターネット証明書 (個人アドレス帳に保存されているインターネット証明書に、対応する有効な相互認証がない場合もあります。) |
すべて Notes® |
信頼された Notes® 認証、および対応する相互認証がないために信頼されていない Notes® 認証のすべて |
すべてのインターネット |
信頼されたインターネット証明書、および対応する相互認証がないために信頼されていないインターネット証明書のすべて |
認証の信頼
リストに示されている認証の [信頼] 列には、次のように認証の信頼性が示されます。
- 認証名の横のチェックボックスにチェックマークがある場合は、認証を信頼していることを示しています。認証の信頼を解除するには、チェックボックスをオフにします。
- 信頼する認証の名前の横のチェックボックスが空白の場合、チェックボックスをクリックすると、その認証を信頼するように設定できます。
- チェックマークはあってもチェックボックスが表示されない場合、管理者がその認証を信頼するように設定してあります。
- 認証が見つからない場合は、認証が表示されません。
認証の制限事項
リストに示されている認証の [制限] 列には、次のように表示されます。
- [メール暗号化認証が見つかりません] -- 相互認証が見つかったためそのユーザーを識別することはできますが、Notes® はメールやほかのデータを暗号化するのに必要な認証を見つけることができません。
- [署名にのみ使用可能 (暗号化なし)] -- インターネット証明書は、署名用にのみ設定されており、暗号化には使用できません。この認証を使用して、暗号化されたメールや、その他の暗号化されたデータを送信することはできません。
- [暗号化にのみ使用可能 (署名なし)] -- インターネット証明書は、暗号化用にのみ設定されており、署名には使用できません。この証明書を使用して、暗号化したメールや、その他の暗号化されたデータを送信できます。
- [照合チェックにパスしていません] -- Notes® は、認証や認証チェーンを確認できませんでした。認証、またはその認証に付随する CA 証明書に問題があります。この認証を使用して、暗号化されたメールや、その他の暗号化されたデータを送信することはできません。
詳細オプションと認証の削除
個々の認証の詳細を表示するには、認証を選択し、[認証の詳細] ボタンをクリックします。
個々の認証に対する信頼の設定の詳細を表示するには、認証を選択し、[信頼の詳細] ボタンをクリックします。
連絡先に表示されたユーザーやサービスについて、信頼された認証を削除するには、連絡先を開き、[詳細] > [認証] をクリックし、削除する認証を選択して、アクションバーの [認証の削除] アクションボタンをクリックします。これにより、選択した認証と関連する相互認証が削除されます。この相互認証が認証機関 (CA) を信頼している場合、その認証機関に対する信頼も削除されます。管理者による信頼の設定によっては、認証を削除できないこともあります。