HCL Domino® 12 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
HCL Domino 12.0.1 では、以下の新機能が導入されています。
HCL Domino 12.0.2 では、いくつかの分野で新機能と機能拡張が導入されています。
HCL Domino 12.0.1 では、以下のようなセキュリティー機能に関する強化が行われています。
HCL Domino 12.0.1 では、Domino ワンタッチ・セットアップ機能が強化されました。
V12.0 で導入されたカスケード Multilingual User Interface (MUI) パックでは、サイレント・インストールがサポートされています。
Windows用の 64 ビット Domino Designer クライアント、Administrator クライアント、Notes Standard 版クライアントのベータ版 (英語のみ) は、別のインストーラーで提供しています。
Domino ユーザーが Active Directory のユーザーまたはグループの名前を Domino グループ、データベース ACL、メール・メッセージに追加する場合、Active Directory をユーザーが検索できるディレクトリーの 1 つにすることができるようになりました。
新しい機能を使用すると、ボールトに Notes ID を持つユーザーの名前変更要求を自動的に処理するように、システム管理プロセスを構成できます。この機能により、HCL Verse と HCL iNotes のユーザーは、名前変更処理を開始するために、Notes クライアントから Domino サーバーで認証を受ける必要がなくなります。
HCL Domino 12.0.1 では、ライセンス・トラッキング機能を以下のように強化しています。
Domino メール・ユーザーは、メール・アドレスに国際化ドメイン名 (IDN) を使用している Domino 以外のメール・ユーザーと通信できるようになりました。
新しいサーバー notes.ini 設定を使用すると、Domino Administrator の [ファイル] タブで Domino データ・ディレクトリー内の特定のフォルダーを読み込ないようにできます。
V12.0.1 では、バックアップおよびリストアの機能を以下のように強化しています。
新しい Updall のオプションが使用できるようになりました。
-c、-X、-restart オプションを指定して compact コマンドを実行すると、-X で指定した制限時間に達したときに、 <database>.restart というファイルが作成されます。
notes.ini 設定を使用して、Notes 12.0.1 クライアントの以下の点をカスタマイズします。
Windows Server 2022 は HCL Domino 12.0.1 以降でサポートされます。このプラットフォーム上の高トラフィックのメールサーバーまたはアプリケーションサーバーでパフォーマンスの問題 (システム CPU の使用率が高い、またはハングする) が発生する場合は、パフォーマンスを向上させるために notes.ini 設定 OS_DISABLE_CACHESET=1 を使用します。この設定により、Microsoft ファイルシステムキャッシュの操作が無効になります。
HCL Domino 12.0.1 では、.ind ファイルの機能が強化されました。
HCL Domino 12.0.1 では、HCL Domino R4.6 または R5 にのみ関連する Domino ディレクトリーのセクションが削除されています。
HCL Domino 12.0.1 と HCL Domino Designer 12.0.1 では、新しい Java ランタイム環境 (JRE) が提供されます。
HCL Domino 12.0 では、以下の新機能が導入されています。
以下のコンポーネントは Domino 12 で廃止されました。