リソースバランシングの動作をカスタマイズする
リソースバランシングの動作のカスタマイズは、高度な機能です。設定の変更によってリソースバランシングの結果にどのような影響があるかが分かっている場合以外は、デフォルトの設定を使用してください。
手順
- Domino® Administrator で [サーバー] - [パフォーマンス] タブをクリックし、[Activity Trends] セクションを展開して [リソースバランシング] をクリックします。
- [リソースバランシング] - [オプション] を選択し、[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスを開きます。
- [バランシング] セクションを展開し、[詳細] をクリックします。
- [リソースバランシング環境] で、次のいずれかを選択します。
- [Minimize Moves] -- 完了時のバランスがそれほど正確でなくても、移動量を最小にします。
- [Balance Moves and Accuracy] -- 精度のレベルを高めるために、移動をさらに許容します。
- [Maximize Accuracy] -- 正確なリソースバランスを実現するのに必要なだけの移動を許可します。
- [リソースバランシングプラン送信時] の下で、次のいずれかを選択します。
- [自動選択サーバー] -- Domino® Change Control データベース (DOMCHANGE.NSF) が保存されているドメイン内のサーバーを自動的に指定します。これはデフォルトです。
- [ローカルデータベースレプリカを使用] -- データベースのパスを入力して、ローカルドライブにある Domino® Change Control データベース (DOMCHANGE..NSF) のレプリカを使用します。
- [リモートサーバーを使用] -- Domino® Change Control データベース (DOMCHANGE.NSF) が保存されているサーバーの名前を入力します。
- [ビンサイズ] の下の各ビンの割合を選択します。
- [軽いビン] -- デフォルトは 30%です。
- [中間のビン] -- デフォルトは 40%です。
- [重いビン] -- デフォルトは 30%です。
- [サーバーのプロパティを編集するとき、関連する値としてサーバーリソースの容量を入力します] フィールドで、次のいずれかを実行します。
- [はい] (デフォルト) のチェックボックスをオンにして、リスト内の他のサーバーを基準にサーバーのリソース性能を指定します。
- 1 日あたりのトランザクション数や利用可能な総ディスク容量など実際に値を指定するには、[はい] のチェックボックスをオフにします。
- [リソースバランシング実行時、サーバーボリュームとファイルシステム情報を使用] フィールドで、次のいずれかを実行します。
- Domino® の使用可能な空き容量を構成する物理ボリュームとそのサイズなど、ボリューム情報を使用するには [はい] (デフォルト) のチェックボックスをオンにします。
- 全容量が均一に扱われるようボリューム情報を無視し、サーバー上の全容量を使用する場合、[はい] のチェックボックスをオフにします。
- [データが次の日数より古い場合は警告する] フィールドには、警告が生成されるまでの日数を入力します。デフォルトは 7 日です。この場合、リソースバランシングプランを作成したときにデータが 7 日を超過していると、作成されるプランが古いデータに基づいていることが警告されます。
- 次のいずれかのオプションを選択し、リソースバランシングの動作のデフォルトを設定します。
- [デフォルトを使用] -- 以前保存したカスタムデフォルトに戻します。
- [保存] -- システムのデフォルトに優先するカスタムのデフォルトセットを保存します。
- [リセット] -- システムのデフォルトに戻します。