新しい Notes® クライアントセットアップのローミングを有効にするための現在のロケーションの設定
ローミングユーザーが新しい HCL Notes® クライアントをセットアップしたときに、管理者は、ユーザーが自分の他の Notes® クライアントからの現在のロケーション文書を自動的に使用できるように設定できます。
始める前に
このタスクについて
- 新規 Notes® クライアントをセットアップします。
- データディレクトリーの内容が削除されたときに、既存のマルチユーザー Notes® クライアントをセットアップします。
手順
- Notes® または Administrator クライアントを使用して、Domino® サーバーの Domino® ディレクトリ (NAMES.NSF) を開きます。
- [ユーザーとグループ] タブをクリックして、[設定] ビューを開きます。
- 既存のデスクトップ設定文書を編集モードで開きます。または、新しい文書を作成するには、[設定の追加] をクリックし、[デスクトップ設定] を選択します。
- [カスタム設定] タブをクリックします。(タブが表示されていない場合は、文書内で矢印をクリックします。)
- [Notes.ini] をクリックします。
- [リストの編集] をクリックします。
- [項目]フィールドで、「ROAM_LOCATION_AT_CONFIG」と入力します。
- [値] フィールドに 1 を入力します。
- 同じ設定が他の場所で指定されている場合に、この設定が優先されるようにするには、[強制] を選択します。
- [値の追加/修正] をクリックします。
- [OK] をクリックし、[保存して終了] をクリックします。
- まだ作成していない場合は、ポリシーを作成し、そのポリシーにデスクトップ設定文書を割り当てます。
タスクの結果
以下の手順が発生します。
- ユーザーが、既にセットアップされている Notes® クライアントにログインし、使用するオンラインロケーション文書を選択します。(オフラインロケーション文書はローミングされません。)
- 更新されたポリシーがサーバーからクライアントにプッシュされると、ROAM_LOCATION_AT_CONFIG=1 設定が、ローカル NOTES.INI ファイルと names.nsf 内のローミングプロファイルに追加されます。
- 更新された names.nsf ファイルが、クライアントからローミングサーバーに複製されます。
- ユーザーが新しい Notes® クライアントをセットアップし、クライアントを初めて起動すると、names.nsf が、ローミングサーバーからクライアントにダウンロードされます。
- ROAM_LOCATION_AT_CONFIG=1 が、ローミングプロファイル文書内で検出されます。
- ユーザーがログオンすると、以前に使用されていた現在のロケーション文書が自動的に使用されます。この手順は、最初のログイン後にのみ発生します。以降のログイン時には、ユーザーがロケーション文書を選択します。