ID のダウンロードでダウンロード権限を要求する
不正なユーザーがボールトから Notes クライアント ID ファイルをダウンロードしないようにするため、ID のダウンロード権限を要求します。
手順
- ユーザーのポリシーに使用されているセキュリティ設定文書を編集モードで開き、[ID ボールト] タブをリックします。
- 次のフィールドを編集して文書を保存します。
表 1. [ID ボールト] タブのフィールド フィールド
説明
自動 ID ダウンロードを許可する
Select No. (デフォルトは [はい] です)。
信頼できるサーバー ID のダウンロードを許可する [自動 ID ダウンロードを許可する] で [いいえ] を選択した場合、iNotes と Verse のユーザー ID をダウンロード制限なしで引き続き使用できるようにするには、このフィールドで [はい] を選択する必要があります。V12.0.1 以降、iNotes ユーザーと Verse ユーザーがボールトに ID を持つ場合、安全なメール操作には、ユーザーのメールファイル内の ID ではなく、ボールトに格納された ID が常に使用されます。このフィールドで [はい] を選択した場合は、以下のステップを実行して、ID の取得を許可するサーバーを指定する必要もあります。 - ボールト・データベースを開きます。
- 設定文書を開きます。
- [非 iDP 認証ログイン] フィールドで、Verse または iNotes のダウンロードで信頼する ID ボールト・サーバーの名前を指定します。
ID ダウンロードを許可する期間
パスワードを忘れたり、ローカルの ID ファイルを紛失したりした場合に、Notes ユーザーが復旧のために ID の新しいコピーをダウンロードできる期間を日数と時間数で指定します。
注: ユーザーごとのダウンロード数の制限は、パスワードをリセットする際に、または [ID ダウンロード回数の設定] ツールを使用して指定します。ID ダウンロード権限の失敗メッセージ
ダウンロードの時間帯やカウント制限を超えたユーザーに対して表示するテキストを入力します。例:
123-4567 に電話して、ID ボールトから ID をダウンロードできるよう依頼してください。注: SAML Notes 統合ログインまたは SAML Web 統合ログインを認証方法として使用して ID ボールトから Notes ID ファイルを取得する場合は、ID ボールトのポリシー設定の [自動 ID ダウンロードを許可する] の値は無視されます。これは、SAML 認証では ID ボールトの ID ファイルへの無制限のダウンロードアクセスが必要なためです。統合ログインで [ID ボールトを使用したパスワード認証を許可] 設定が有効になっている場合でも、パスワード認証には [自動 ID ダウンロードを許可する] 設定が使用されます。[ID ボールトを使用したパスワード認証を許可] 設定は、セキュリティー設定ポリシー文書の セクションにあります。