Domino® サーバーモニターのショートカットを使用する
Domino® サーバー・モニターに組み込まれているショートカットを使用すると、 タブから移動しなくても、サーバーとサーバー・タスクのステータスに関する追加情報を取得できます。
このタスクについて
Domino® サーバーモニターでは、次のタスクを実行して、サーバーのパフォーマンスに関するトラブルシューティングを行うことができます。
- Domino® サーバーモニターから異なる Domino® Administrator タブを開く。
- 現在と過去の統計値の差異を表示する。
- サーバーまたはサーバータスクに関する追加情報を表示する。
- ダウンしているサーバーのイベントハンドラを作成する。
例えば、8 台のサーバーをモニターして、エラーのトラブルシューティングを行う場合を想定します。サーバー Hub-E/East/Renovations には、障害標識が表示されます。[ステート別] ビューで、ステータス指標の 1 つが一般的なエラーを示しています。どのサーバータスクがエラーを報告しているかは、列から判断できますが、エラーの内容は不明です。タスクステータス指標の上にカーソルを置いて、問題の簡単な説明を確認します。サーバーで建設的な措置をすみやかにとるには、サーバーを選択して右クリックし、[ステータスタブに移動] タブを選択します。 タブを選択すると、診断を行って適切な措置をとることができます。
Domino® サーバーモニターから異なる Domino® Administrator タブを開くには
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- サーバーを選択します。
- [モニタリング] メニューで、次のいずれかを選択します。
- [ステータスタブに移動] タブ -- ステータスを表示し、サーバーコンソールにアクセスして選択したサーバーに対してコマンドを発行するにはこのタブを選択します。
- [メッセージングタブに移動] タブ -- 選択したサーバーのメールトラッキングをモニターするには、このタブを選択します。
統計値の差異を表示するには
このタスクについて
数値による統計では、現在の統計値と 1 時間前に生成された統計値との差異を表示できます。以前の値または「差異」の値が表示されている統計列に、三角アイコンが表示されます。サーバーモニターの実行時間が 1 時間未満の場合は、現在の統計値と利用可能な最も古い値との差異が表示されます。
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- 統計列をクリックして統計を選択します。
- [モニタリング] メニューで [統計の差異の表示] を選択します。
- 差異の値とアイコンを削除するには、統計列をクリックして を再度選択します。
サーバーまたはタスクに関する追加情報を表示するには
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- 次の操作のいずれかを行います。
- サーバータスクの場合 -- どちらかのビューでタスクのフレームにカーソルを移動し、エラー指標の上にカーソルを置いてエラーを引き起こしたイベントを確認する。
- サーバーの場合 -- どちらかのビューでサーバーペインにカーソルを移動し、エラー指標の上にカーソルを置いてエラーの原因となったイベントを確認する。
イベントハンドラとイベントジェネレータを作成するには
このタスクについて
統計イベントを生成して、サーバーのダウン時や復旧時、タスクでのエラーレポート時、統計での特定のしきい値のレポート時などにイベントハンドラを起動できます。
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。モニタリングがアクティブでない場合は、[開始] をクリックしてモニタリングをアクティブにします。
- 次の操作のいずれかを行います。
- 作業領域を右クリックし、[サーバーイベントハンドラの作成] をクリックして、サーバーのダウン時のイベントハンドラを作成します。
- 作業領域を右クリックし、[タスクイベントハンドラの作成] をクリックし、以下のいずれかをクリックして、タスクがエラーを報告する際のイベントハンドラを作成します。
- [すべてのエラー (ローカル)]
- [現在のエラー (ローカル)]
- [現在のステータス (ローカル)]
- [現在のエラー (サーバー)]
- 作業領域を右クリックし、[統計イベントジェネレータの作成] をクリックし、[ローカル] または [サーバー] をクリックして、新しい統計イベントジェネレータを作成します。