メールメッセージをトラッキングする
[トラッキングセンター] タブを使用すると、メールメッセージの状態を個別にトラッキングできます。
始める前に
このタスクについて
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- [新規のトラッキング要求] をクリックします。
- 次のフィールドに必要な情報を設定して、トラッキングするメッセージを説明し、[OK] をクリックします。
S
表 1. トラッキングするメッセージの詳細 フィールド Enter 送信者 送信者のユーザー名。
注: Domino® ディレクトリから選択することもできます。全 受信者のユーザー名。
注: Domino® ディレクトリから選択することもできます。送信済み 新しく作成したグループのオプションとして、
- 今日
- [昨日]
- [過去 1 週間]
- [過去 2 週間]
- [過去 1 カ月]
- [すべて]
注: メッセージが見つかる可能性を高くするために、このフィールドではできるだけ長い期間を選択してください。開始 新しく作成したグループのオプションとして、
- [送信者のホームサーバー] - (デフォルト) メッセージの送信者が分かっている場合は、このオプションを選択します。
- [現在のサーバー] - メッセージの送信者が分からない場合は、このオプションを選択し、[送信元] フィールドを空白のままにします。
複数のサーバーを管理している場合は、サーバーのブックマークからサーバー名をクリックしてサーバーを選択します。
件名 トラッキングするメッセージの件名。
サーバーで、メッセージの件名によるトラッキングを許可する必要があります。メッセージの件名によるトラッキングの有効化については、関連トピックを参照してください。
メッセージ ID トラッキングするメッセージのメッセージ ID。
Domino® では、件名のトラッキングが許可されている場合、送信者名、受信者、配信時刻、メッセージの件名など、結果のサマリーが表示されます。
- [メッセージ] ペインで、メッセージを選択し、[選択メッセージのトラック] をクリックします。
- あるサーバーでのメール転送の詳細を表示するには、[メッセージのトラッキング結果] フォルダを展開して、該当のサーバーを選択します。
タスクの結果
フィールド | 説明 |
---|---|
送信ステータス |
ルーターがメッセージを受信者のメールファイルに保管したのか、他のサーバーに転送したのかを示します。 |
メールボックスステータス |
メッセージが [未読]、[既読]、[削除]、[不明] のいずれであるかを示します。 |
このサーバー |
現在のサーバー名。 |
前のサーバー |
検索されたメッセージパスで、現在のサーバーへメッセージを配信したサーバーの名前。Domino® ネットワークの外部から送信され、SMTP で転送されたメッセージについては、Domino® がメッセージを受信したサーバーの名前です。 |
次のサーバー |
現在のサーバーが最終的な配信先でない場合、配信パス上の次のサーバー。 |
優先度 |
メッセージの優先度が [高]、[中]、[低]、[不明] のいずれであるかを示します。 |
メッセージ ID |
現在のサーバーにあるメッセージを一意に識別する値。 |
インバウンドメッセージ ID |
サーバーで受信されたメッセージのメッセージ ID。 |
アウトバウンドメッセージ ID |
送信側サーバーによって転送されたメッセージのオリジナル ID。 SMTP ルーターがメッセージを転送する前にメッセージ ID を変更する場合もあります。 |
インバウンドオリジネータ |
現在のサーバーで受信したメッセージのヘッダーに表示される送信者のメールアドレス。 |
アウトバウンドオリジネータ |
現在のサーバーから次の中継サーバーへ転送されたメッセージのヘッダーに表示される送信者のメールアドレス。 |
インバウンド宛先 |
現在のサーバーで受信したメッセージのヘッダーに表示される受信者のメールアドレス。 |
アウトバウンド宛先 |
現在のサーバーから次の中継サーバーへ転送されたメッセージのヘッダーに表示される受信者のメールアドレス。 |
件名 |
メッセージヘッダーの件名の内容。 |
整理時間 |
ルーターがメッセージのステータスを [送信ステータス] フィールドの値に変更した時刻を示します。メッセージの受信とルーターによる処理との間に、遅延が生じる場合があります。 |
メッセージ受信時刻 |
現在のサーバーがメッセージを受信した時刻。 |
メールサイズ (バイト) |
添付ファイルを含めたメッセージのサイズ。 |