継承する新規 LDAP 構造化オブジェクトクラスを設定する
定義された新しい構造化オブジェクトクラスが、ディレクトリで定義された別の構造化オブジェクトクラスの属性を継承するように設定できます。
このタスクについて
HCL Domino® ディレクトリを使用して定義された新しい構造化オブジェクトクラスが、ディレクトリで定義された別の構造化オブジェクトクラスの属性を継承するように指定するには、上位のオブジェクトクラスの $xxxInheritableSchema
サブフォームを、下位のオブジェクトクラスの $xxxInheritableSchema
サブフォームに挿入します。例えば、構造化オブジェクトクラス renovationsPrinter
の属性を継承する構造化オブジェクトクラス renovationsLaserPrinter
を作成するには、次の手順を実行します。
また、新しい構造化オブジェクトクラスが、フォームによって定義されているスキーマ内のデフォルトのオブジェクトクラスの属性を継承するように設定できます。
手順
- 作業しているのが [Domino® ディレクトリ] テンプレートのコピー (例: RENOVATIONNAMES.NTF) であることを確認します。また、ACL で自分に [設計者] か [管理者] のアクセス権が設定されていることも確認します。
- Domino® Designer で、RENOVATIONNAMES.NTF を開きます。
- ナビゲーションペインで、[共有要素] を選択してから、[サブフォーム] を選択します。
- 下位のオブジェクトクラスに対する [
$xxxInheritableSchema
] サブフォームを開きます。例えば、renovationsLaserPrinter
オブジェクトクラスにrenovationsPrinter
オブジェクトクラスから属性を継承する場合は、[$renovationsLaserPrinterInheritableSchema
] サブフォームを開きます。 - [継承可能] タブをクリックし、以下の操作を実行します。
- を選択します。
- 上位のオブジェクトクラスに対する [InheritableSchema] サブフォームを選択します。例えば、
renovationsLaserPrinter
オブジェクトクラスにrenovationsPrinter
オブジェクトクラスから属性を継承する場合は、[$renovationsPrinterInheritableSchema
] サブフォームを選択します。 - 「OK」をクリックします。
- 下位のオブジェクトクラスに対する [InheritableSchema] サブフォームを保存して閉じます。