スキーマデータベースにあるドラフトスキーマ要素を承認する

HCL Domino® LDAP スキーマデータベース (SCHEMA.NSF) を使用してスキーマ要素を追加すると、[Draft Documents][All Schema Documents] ビューの両方に要素のドラフト文書が表示されます。

このタスクについて

以下の手順で、ドラフトスキーマ要素を承認します。承認した要素は、[Pending Documents] ビューに移動して、Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで実行されるスキーマデーモンによってスキーマに組み込まれます。

手順

  1. スキーマデータベースに対する [管理者] のアクセス権が設定されていることを確認します。
  2. ドメインで LDAP サービスを実行している任意のサーバーで、スキーマデータベース (SCHEMA.NSF) を開きます。
  3. [Draft Documents] ビューで、各スキーマ要素のドラフト文書が追加されていて、まだ承認されていないことを確認します。
  4. ドラフト文書を点検し、必要に応じて最後の変更を加えます。
  5. 変更を承認できる状態になった後、次のいずれかを実行します。
    • 選択したドラフト文書のみを承認する場合は、該当する [Draft Documents] ビューを選択し、承認するドラフト文書を選択して、[Approve] > [Approve Selected Drafts] をクリックします。
    • すべてのドラフト文書を承認する場合は、任意の [Draft Documents] ビューを選択し、[Approve] > [Approve All Drafts] をクリックします。

タスクの結果

承認した文書は、[Pending Documents] ビューに移動します。下位サーバーにある、スキーマデータベースのレプリカを使用してスキーマ文書を承認した場合は、[Pending Documents] ビューにある文書を Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーに複製する必要があります。この後、システム管理サーバーでスキーマデーモンが実行されると、スキーマデーモンで [Pending Documents] ビューにある要素が検証され、スキーマデータベースに発行されます。次に、更新されたスキーマデータベースが、ドメイン内で LDAP サービスを実行している下位サーバーに複製されます。