スキーマデータベースからスキーマ要素を削除する
Domino® LDAP スキーマデータベース (SCHEMA.NSF) を使用してスキーマに要素を追加した場合、要素が不要になったときは削除できます。要素を削除しても、以前からディレクトリにある、削除した要素の値を持つエントリは残りますが、スキーマチェックが有効になっていれば、LDAP 追加や LDAP 変更の操作でその要素を指定することはできなくなります。
このタスクについて
オブジェクトクラスを削除しても、そのオブジェクトクラスに定義された属性は削除されません。その属性を削除する場合は、削除する操作を別途実行する必要があります。
スキーマデータベースの [Extended Documents]、[Draft Documents]、[Pending Documents] の各ビューに表示されている属性、オブジェクトクラス、構文を削除するには、この手順を使用します。
手順
- [文書の削除] 権限がある [管理者] のアクセス権がデータベース ACL に設定されていることを確認します。
- Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーでスキーマデータベースを開きます。
- 削除するスキーマ要素を含むビューを開きます。
- そのスキーマ要素を削除します。
- 文書を削除したビューが [Extended Documents] である場合は、Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで次のコマンドを使用して LDAP タスクを再起動します。それによって、スキーマデーモンがそのスキーマ変更をメモリに読み込みます。
Restart Task LDAP
- 文書を削除したビューが [Extended Documents] であって、ドメインにある下位サーバーで LDAP サービスが実行されている場合は、スキーマデータベースの変更が下位サーバーに複製された後で次のコマンドを使用して下位サーバーで LDAP タスクを再起動します。
Restart Task LDAP