共有ログインを有効にする
共有ログインを有効にするには、セキュリティ設定文書とポリシー文書を使用します。この機能は、デフォルトでは使用不可になっています。
このタスクについて
ユーザーが共有ログイン機能を使用できるようにする手順を以下に示します。
注: クライアントシングルログオン機能がインストールされた Notes® クライアントの場合、共有ログインを有効に設定することはできません。必要に応じて、クライアントシングルログオン機能をクライアントからアンインストールしてください。
手順
- セキュリティ設定文書を作成または編集し、 タブをクリックします。
-
どのような動作を実行するかにより、各オプションを選択します。
表 1. 共有ログインのオプション 動作
選択するオプション
Notes® クライアントへの共有ログインを有効にし、どのユーザーに対しても共有ログインを必須にする。
- [オペレーティングシステムで Notes 共有ログインを有効にする] で [はい] を選択します。
- [この設定の適用方法] で [変更のたびに値を設定] を選択します。
- フィールド [ユーザーに変更を許可する] で、[いいえ] を選択します。
Notes® クライアントへの共有ログインを最初は有効にするが、実際に利用するかどうかはユーザーごとに選択できるようにする。
- [オペレーティングシステムで Notes 共有ログインを有効にする] で [はい] を選択します。
- フィールド [この設定の適用方法] で [変更のたびに値を設定] を選択します。
- フィールド [ユーザーに変更を許可する] で、[はい] を選択します。
Notes® クライアントへの共有ログインを最初は無効にするが、実際に利用するかどうかはユーザーごとに選択できるようにする。
- [オペレーティングシステムで Notes 共有ログインを有効にする] で [いいえ] を選択します。
- フィールド [この設定の適用方法] で [変更のたびに値を設定] を選択します。
- フィールド [ユーザーに変更を許可する] で、[はい] を選択します。
リリース 8.5 へのアップグレード中にクライアントシングルログオン機能 (以前のリリースで使用可能) をアンインストールした場合に、Notes® クライアントで共有ログインを有効にする(これらのクライアントでは、共有ログインが自動的に有効になります)。
注: クライアントシングルログオン機能がクライアントにインストールされていない場合、ユーザーは [ユーザーセキュリティ] ウィンドウの [OS のログインを使って Notes にログインする] を選択して、共有ログインを有効にすることができます。- [オペレーティングシステムで Notes 共有ログインを有効にする] で [はい] を選択します。
- フィールド [この設定の適用方法] で [初期値を設定しない] を選択します。
- フィールド [ユーザーに変更を許可する] で、[はい] を選択します。
- オプション: ポップウィンドウを使用して、共有ログインが有効になったことをユーザーに通知します。
- 必要であれば、セキュリティ設定文書をポリシーに追加します。
タスクの結果
[ユーザーに変更を許可する] で [はい] を選択した場合、[ユーザーセキュリティ] ウィンドウの [OS のログインを使って Notes にログインする] チェックボックスにより、ユーザーはこの機能を使用するかどうかを指定することができます。