Updall タスクを実行する
[タスク] - [開始] ツールまたはコンソールコマンドのいずれかの方法を使用して、Updall を実行できます。
[タスク] - [開始] ツールを使用して実行する
手順
- Domino® Administrator で、Updall を実行するサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
- [タスク] ペインで をクリックします。
-
[Updall] を選択します。
重要: [更新] は選択しないでください。
-
以下のいずれかを実行します。
- Updall の実行方法をカスタマイズするには、[詳細オプションを選択] をクリックし、次に [タスクの開始] をクリックします。Updall の実行方法をカスタマイズするオプションを指定して、[OK] をクリックします。
- オプションを指定しないで Updall を実行するには、[詳細オプションを選択] チェックボックスをオフにし、[タスクの開始] をクリックします。
コンソールコマンドを使用して実行する
手順
- Domino® Administrator で、Updall を実行するサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
- [サーバーコンソール] をクリックします。
-
[Domino コマンド] フィールドに以下のコマンドを入力し、ENTER キーを押します。
Load updall databasepath options
databasepath には Updall を実行するファイルを指定します。options には Updall コマンドラインオプションを指定します。
例えば、次のように入力します。
Load updall SALES.NSF -F
タスクの結果
databasepath を使用してデータベース、フォルダ、サブフォルダを指定する方法を以下の表に示します。
更新対象 | コマンド例 | 更新されるファイル |
---|---|---|
Domino® データフォルダ内の特定のデータベース。 | Load updall SALES.NSF,DEV.NSF |
DATA\SALES.NSF DATA\DEV.NSF |
Domino® データフォルダに基づくフォルダ内のすべてのデータベース。 | Load updall SALES |
DATA\SALES\all databases |
Domino® データフォルダに基づくフォルダ内の特定のデータベース。 | Load updall SALES\USER1.NSF |
DATA\SALES\USER1.NSF |
Domino® データフォルダで作成された IND ファイルで指定されているすべてのファイル 注: -T フラグを使用してビューを指定する場合、インダイレクトファイル (.IND) は使用できません。 |
Load updall WEEKLY.IND WEEKLY.IND には次が含まれます。 SALES.NSFDEV.NSF SALES\USER1.NSF SALES\NEW |
DATA\SALES.NSF DATA\DEV.NSF DATA\SALES\USER1.NSF DATA\SALES\NEW\all databases |
プログラム文書を使用して実行する
このタスクについて
プログラム文書を使用して、オプション付きで Updall を定期的に実行するようにスケジュールを設定します。デフォルトでは、Updall は NOTES.INI の ServerTasksAt2
設定に含まれているので注意してください。この設定では、毎日午前 2 時に全データベースに対してオプションなしで Updall タスクが実行されます。
手順
- Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
- [ディレクトリサーバー] の横で、変更する Domino® ディレクトリのレプリカがあるサーバーを選択します。
- [プログラムの追加] をクリックします。 を展開し、
-
[基本] タブの以下のフィールドを入力します。
表 2. [基本] タブ フィールド
Enter
プログラム名
Updall
コマンド行
コマンドラインオプション。オプションの前に「load」を指定しないでください
実行するサーバー
Updall を実行するサーバー
コメント
オプションのコメント
-
[スケジュール] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 3. [スケジュール] タブ フィールド
Enter
有効/無効
有効
実行時間
Updall を毎日実行する時刻
繰り返し間隔
Updall 終了後、次に実行するまでの間隔
実行日
Updall を実行する曜日
- [保存して閉じる] をクリックします。