Tier 2 ストレージ向けの Tell daosmgr コマンド

DAOS Tier 2 ストレージでは次の tell daosmgr コマンドを使用できます。

このタスクについて

1. Tier 2 ストレージ向けの Tell daosmgr コマンド
コマンド 説明
tell daosmgr S3 storecred <filename>

Domino® 資格情報ストアに <filename> で指定した S3 資格情報を保存します。

以下に例を示します。tell daosmgr S3 storecred dominocred.txt

tell daosmgr S3 deletecred <named credential> Domino® 資格情報ストアから S3 名前付き資格情報を削除します。以下に例を示します。tell daosmgr S3 deletecred dominocos
tell daosmgr S3 show 資格情報ストア内の S3 名前付き資格情報を表示します。
tell daosmgr objectinfo <scope> -prefix <string> -olderthan <days> 添付ファイルオブジェクトに関する情報を表示します。
  • <scope> には all (ローカルおよび S3 に保存されている添付ファイル)、tier1 (ローカルに保存されている添付ファイルのみ)、tier2 (S3 に保存されている添付ファイルのみ)、または summary (個別の添付ファイルを表示しない) を指定できます。
  • -prefix <string> は、NLO 鍵内の指定されたプレフィックス文字列を含む添付ファイルの情報のみを表示するオプションのフィルタです。
  • -olderthan <days> は、指定された日数よりも古い添付ファイルの情報のみを表示するオプションのフィルタです。値は整数です。
注: When 範囲が alltier1、または tier2 の場合、出力の長さが原因で、出力はコンソールではなく、データディレクトリ内のファイル objectinfo.txt に送信されます。-o <filename> オプションを使用して、ファイルに別の名前または場所を指定します。以下に例を示します。
tell daosmgr objectinfo tier2 -o C:\a\tmp\oi.txt
tell daosmgr objectinfo all は次のような出力を生成します:
tell daosmgr objectinfo all コマンドの出力例
追加の tell daosmgr objectinfo コマンドの例:
  • tell daosmgr objectinfo all -prefix ab は、文字列 ab で始まる NLO 鍵を含むすべての添付ファイルオブジェクトの情報を表示します。
  • tell daosmgr objectinfo all -prefix ab -olderthan 10 は、文字列 ab で始まる 10 日以上経過した NLO 鍵を含むすべての添付ファイルオブジェクトの情報を表示します。
  • tell daosmgr objectinfo tier2 -olderthan 250 は、250 日以上経過した S3 ストレージ内の添付ファイルオブジェクトの情報を表示します。