LDAP ルート DSE 属性
Domino® の NAMELookup/LDAP Gateway などの LDAP クライアントは、特定の LDAP サーバーに属する特殊機能を判別できる必要があります。特殊機能が判別されると、LDAP クライアントはこの特殊機能を使用するかどうかを決定できます。
NAMELookup/LDAP Gateway は、Domino LDAP サーバーの dominoAccessGroups 機能を利用できる必要があります。LDAP サーバーは、LDAP クライアントによる dominoAccessGroups 機能の検出を直接サポートするために、ルート DSE (ディレクトリサーバーエントリ) の新しい属性を提供できます。
属性 |
定義 |
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ルート DSE 属性は、IBM® Tivoli® Directory Server 機能スキーマに準拠しています。戻り値は OID である必要があります。現在認められている値は、次のとおりです。
これらの値は、ibm-supportCapabilities 値のサブセットであり、サポートされている場合は常に有効です。 |
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ルート DSE 属性は、IBM Tivoli Directory Server 機能スキーマに準拠しています。戻り値は OID である必要があります。現在認められている値は、次のとおりです。
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Domino サーバーのリリースの正確なバージョン情報を整数の形式 mmnnq で返します。
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Domino LDAP サーバーが動作している Domino のリリース番号を返します。@Version で返される番号を各 Notes® および Domino のバージョンにマッピングする表については、『Domino Designer プログラミングガイド』の @Version を参照してください。 |
属性 |
説明 |
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(出典 [RFC4512] 4.2) 「subschemaSubentry」属性の値は、エントリを制御するサブスキーマを保持しているサブスキーマ (サブ) エントリの名前です。 Domino LDAP サーバーは、次の値を返します。
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(出典 [RFC4512] 5.1.2) 「namingContexts」属性は、サーバーが管理している名前付けのコンテキストのコンテキスト接頭辞をリストします。 Domino LDAP サーバーは、DIT のルートを示す空白の文字列を返します。 |
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(出典 [RFC4512] 5.1.4) 「supportedExtension」属性は、サーバーがサポートしている拡張操作 [RFC4511] を示すオブジェクト識別子をリストします。 Domino LDAP サーバーは、次の値を返します。
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(出典 [RFC4512] 5.1.7) 「supportedSASLMechanisms」属性は、サーバーによって認識またはサポートされている SASL メカニズム [RFC4422] をリストします [RFC4513]。 Domino LDAP サーバーは、次の値を返します。
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(出典 [RFC4512] 5.1.6) 「supportedLDAPVersion」属性は、サーバーがサポートしている LDAP のバージョンをリスト表示します。 Domino LDAP サーバーは、次の値を返します。
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(出典 [RFC3045] 2.1) この属性には、LDAP サーバー実装機能の名前を表す単一の文字列が含まれます。 |
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(出典 [RFC3045] 2.2) この属性には、LDAP サーバー実装機能のバージョンを表す文字列が含まれています。 Domino LDAP サーバーは次のような値を返します。
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