[登録] プリファレンスを設定する
新しい認証者、サーバー、ユーザーを登録する際に適用するデフォルトの登録プリファレンスを設定できます。
手順
- Domino® Administrator で、[ファイル] > [プリファレンス] > [システム管理プリファレンス] をクリックします。
- [登録] をクリックします。
-
次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 1. 登録のプリファレンス フィールド アクション 登録ドメイン リストからドメインを選択します。この登録ドメインに、ユーザーとサーバーが登録されます。 新規ユーザーの Notes® ID を作成 登録時に新しいユーザーに対して Notes ID を作成するには、このオプションをクリックします。 認証者名リスト このユーザーに対して Notes ユーザー ID を作成しない場合、登録時にユーザー名を作成する際使用する認証者 ID を選択します。 このフィールドが表示されるのは、[このユーザー用に Notes ID を作成] チェックボックスがオフの場合です。
認証者 ID 次の操作のいずれかを行います。 - [認証者 ID] をクリックして、認証者 ID ファイルを選択します。[OK] をクリックすると、新しい認証者、サーバー、ユーザーの登録時に使用する認証者 ID を選択できます。
- サーバーベースの Domino 認証機関を使用するには、[CA プロセスを使用] をクリックします。
登録サーバー 登録サーバーを変更するには、[登録サーバー] をクリックします。この登録サーバーは、Domino ディレクトリが複製されるまで認証者文書が最初に保管されるサーバーです。新しいユーザーをすべて登録するサーバーを選択し、[OK] をクリックします。登録サーバーを明示的に定義しない場合は、デフォルトで次のようになります。 - ローカルサーバー (Domino ディレクトリがある場合)
- NOTES.INI ファイルの NewUserServer 設定で指定されているサーバー
- システム管理サーバー
明示的ポリシー 既に明示的ポリシーが作成済みである場合は、リストから該当するポリシーを選択します。明示的ポリシーを作成していない場合は、このフィールドに [なし] と表示されます。 セットアッププロフィール プロフィールを選択します。デフォルトでは何も指定されていません。ポリシーとセットアッププロフィールのいずれも割り当てることができます。ただし、同じユーザーに両方を割り当てることはできません。 注: ユーザーセットアッププロフィール文書はポリシーに置き換えられたため、ポリシー文書やポリシー設定と併用することはできません。ユーザーセットアッププロフィール文書はリリース 6 より前のサーバーでサポートされるため、ポリシーの代わりにユーザーセットアッププロフィール文書を使用できます。メールオプション [メールオプション] をクリックすると、[メール登録オプション] ダイアログボックスが表示されます。 次のいずれかを選択し、関連するフィールドに必要な情報を設定します。- Notes (デフォルト) - インターネットアドレスが自動的に生成されます。
- [POP] - 登録時、インターネットアドレスが自動的に生成され、インターネットパスワードがデフォルトで設定されます。
- [IMAP] - 登録時、インターネットアドレスが自動的に生成され、インターネットパスワードがデフォルトで設定されます。
- iNotes®
- [その他] - 転送先電子メールアドレスを入力します。
- [他のインターネット] - 登録時、インターネットパスワードがデフォルトで設定されます。転送先電子メールアドレスを入力します。
- なし
注: [その他] または [他のインターネット] を選択した場合は、ユーザーの登録時にそのユーザーの転送先メールアドレスを入力する必要があります。[インターネットアドレス] をクリックして、ユーザー登録でデフォルトのインターネットアドレス形式を設定します。- [インターネットドメイン] - インターネットアドレスで使用するドメインを入力します。例: Renovations.com
- [アドレス名の形式] - インターネットアドレス形式を選択します。デフォルトの形式は、セパレータなしの FirstNameLastName@Internet ドメインです (たとえば、RobinRutherford@Renovations.com)。
- セパレータ - インターネットアドレスの名前とイニシャルの間に挿入する文字を選択します。
[メールの詳細オプション] をクリックして [ユーザー登録メールオプション] ダイアログボックスを開き、ユーザーのメールファイルへのアクセスとメールレプリカの作成のオプションを設定できます。- [メールファイル所有者のアクセス権] - 各メールファイルの所有者に割り当てるアクセス権のレベルを選択します。推奨されているデフォルト値は [編集者] です。この設定では、十分な代理権限が与えられますが、ユーザーにメールファイルの削除を許可する権限は与えられません。
- [メールファイルマネージャ] - メールファイル所有者以外のマネージャを指定します。所有者を「設計者」または「編集者」のままにすると、自動的に管理者になります。
- [検索用に全文索引を有効にする] - メールデータベースの全文索引を作成するときにクリックします。
- [メールデータベース制限値の設定] - このフィールドをクリックして使用可能にしたら、ユーザーのメールデータベースのサイズの上限 (最大 10GB) を指定します。
- [警告しきい値の設定] - ユーザーのメールデータベースがある一定のサイズに達したら警告を生成するには、このフィールドをクリックして、警告サイズ (最大 10GB) を入力します。
- レプリカの作成のオプションの情報については、関連トピックを参照してください。
ユーザー ID/パスワードオプション [ユーザー ID/パスワードオプション] をクリックすると、[ID ファイルとパスワードの設定] ダイアログボックスが表示されます。次のいずれかを指定します。 - [ユーザー ID フォルダ] -- 登録時、このユーザーに対して生成される ID ファイルを格納するフォルダを選択するか、ディレクトリパスを c:\notes\data\ids\people のように入力します。
- [パブリックキーの指定] -- 以下のいずれか 1 つを選択します。
- すべてのリリースで互換 (630 ビット)
- 6.0 以降と互換 (1024 ビット)
- 7.0 以降と互換 (2048 ビット)
- [ライセンス タイプ] - [アメリカ・カナダのみ] (デフォルト) または [インターナショナル] のいずれかを選択します。実際には、アメリカ・カナダのみの ID とインターナショナル ID の間に違いはありません。
- [パスワードオプション] をクリックして、登録時にユーザー用に生成された ID ファイルに適用するパスワードクオリティスケールと暗号強度を指定します。詳しくは、関連トピックを参照してください。
詳細オプション [詳細オプション] をクリックすると、[ユーザー登録の詳細オプション] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、次のことを指定できます。 - 登録ユーザーを登録キューで管理するかどうか
- 前回の登録試行時にエラーになったユーザーの登録を試みるかどうか
- 重複するユーザー、メールファイル、ローミングディレクトリについてプロンプトするかどうか
- 名前の重複を調べるためにすべてのディレクトリを検索するかどうか
- リモートユーザー登録データベースを使用するかどうか
- ランダムなユーザーパスワードを生成するかどうか
- その他の登録設定
サーバー/認証者の登録 クリックして [サーバー/認証者 ID ファイルとパスワードの設定] ダイアログボックスを開き、以下のフィールドを使用します。 - [ID ファイルのフォルダ] - 認証者 ID とサーバー ID を格納するディレクトリを定義します。
- [ライセンスタイプ] - サーバー ID ファイルのライセンスタイプを指定します
- [パブリックキーの指定] - パブリックキーに互換性を持たせる必要のある Domino の最小リリースを指定します。
[パスワードオプション] をクリックして、ID ファイルのそれぞれのタイプについてパスワードクォリティスケールと暗号強度を指定します。詳しくは、関連トピックを参照してください。
- [OK] をクリックします。