ドメイン間設定文書を作成する
ドメイン間設定文書では、管理要求の交換と処理の方法を指定します。
このタスクについて
あるドメインのサーバーから別のドメインのサーバーに、システム管理要求をメールで送信できるようにするには、ドメイン間設定文書を作成します。各ドメインで Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーを指定したら、ドメイン間設定文書を設定します。ドメイン間設定文書は、システム管理要求データベース (ADMIN4.NSF) に保存されます。
手順
- サーバー間の通信を使用可能にする接続文書と相互認証が設定済みであることを確認します。
- Domino Administrator で、[サーバー] > [分析] > [システム管理要求] を選択します。
- [ドメイン間設定] ビューで、[設定の追加] をクリックします。
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[設定の種類] タブで、次のどちらかを選択します。
- [インバウンド] を選択してインバウンド要求設定を作成する
- [アウトバウンド] を選択してアウトバウンド要求設定を作成する
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手順 4 で [インバウンド] を選択した場合、[インバウンド要求] をクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 1. インバウンド要求の認証フィールド フィールド Enter ドメインから受信する管理プロセス要求 このサーバーが要求を受信する元のドメイン名 (複数入力可能) 他のドメインからの管理プロセス要求の一覧 このサーバーがほかのドメインから受け付ける要求の種類を次から選択し、[OK] をクリックします。 - レプリカの作成
- 個人アドレス帳からのユーザーの削除
- 個人アドレス帳からのサーバーの削除
- 削除するレプリカ情報の取得
- 個人アドレス帳でのユーザー名の変更
- アドレス帳でサーバー名を変更する
次のサーバーのいずれかからレプリカをとる場合はレプリカの作成要求のみ許可する ほかのドメインからのレプリカの作成要求を受け付ける、現在のドメインのサーバー名。 このフィールドは、レプリカの作成要求を選択した場合に表示されます。
承認済みの署名者の一覧 承認された署名者の名前 -- 受信側ドメインへの要求の種類に対する信頼された署名者。信頼された署名者が署名していないインバウンド要求は拒否されます。 [他のドメインからの管理プロセス要求の一覧] で [レプリカの作成] 要求を選択した場合、要求の作成者は、受信側サーバーへのレプリカ作成アクセス権が必要です。レプリカの作成要求には、送信側サーバーの署名が必要です。
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手順 4 で [アウトバウンド] を選択した場合、[アウトバウンド要求] をクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 2. アウトバウンド要求の構成フィールド フィールド Enter 管理プロセス要求の送信先ドメイン このサーバーから要求を送信する先のドメイン名 (複数入力可能) 複数ドメインに管理プロセス要求を送信する必要がある場合、これから要求を送ろうとしている各ドメイン用に、別々のドメイン間設定文書を作成します。 送信する管理プロセス要求の一覧 このサーバーから送信する要求の種類を選択し、[OK] をクリックします。 - レプリカの作成
- Domino ディレクトリのユーザーの削除
- Domino ディレクトリのサーバーの削除
- 削除するレプリカ情報の取得
- Domino ディレクトリのユーザー名の変更
- Domino ディレクトリのサーバー名の変更
- 代理ユーザーのメールファイルの更新
これらの要求のみ送信 ... 受信側サーバーが次のサーバーに含まれている場合 (Only submit these requests ... if the destination server is one of the following) レプリカの作成要求を送信する先のサーバー名。サーバーがあるドメイン名も入力します。 このフィールドは、[レプリカの作成] 要求または [代理ユーザーのメールファイルを更新] 要求を選択した場合に表示されます。
承認済みの署名者の一覧 承認された署名者の名前 -- 作成側ドメインからの要求の種類に対する信頼された署名者。信頼された署名者が署名していないアウトバウンド要求は送信されません。 [送信する管理プロセス要求の一覧] で [レプリカの作成] 要求を選択した場合、要求の作成者は、受信側サーバーへのレプリカ作成アクセス権が必要です。レプリカの作成要求には、送信側サーバーの署名が必要です。
- [保存して閉じる] をクリックします。