Fixlet を使用したクライアントの適用
「クライアント適用ツールを使用した BigFix クライアントのインストール (Install BigFix Clients with Client Deploy Tool)」 Fixlet を実行することで、BigFixコンソールからクライアント・コンピューターを適用します。この Fixlet はカスタム・サイトにインポートできません。BES サポート・サイトから使用する必要があります。
コンソールからクライアントを適用するには、以下の手順を実行します。
- BigFix コンソールにログインします。
- ドメイン・パネルの「Fixlet とタスク」アイコンを開きます。
- 検索バーに「クライアント・デプロイ・ツール」と記入します。
- 「クライアント適用ツールを使用した BigFix クライアントのインストール (Install BigFix Clients with Client Deploy Tool)」という名前の Fixlet を選択します。
- 「説明」タブで、以下を実行する必要があります。
- 適用するクライアント・コンピューターに関連するすべてのオペレーティング・システムを選択します。適用するクライアント・バージョンを選択します。
- クライアント適用ツールをインストールしたコンピューターにアクセスするために必要な資格情報を入力します。これらの資格情報は、Windows システムにクライアント適用ツールをインストールした場合に限り必要です。必要なすべての権限があるドメイン管理者アカウントを指定するか、クライアント適用ツール・コンピューターに関するすべてのローカル管理権限がある管理者アカウントを指定します。
- 適用するクライアント・コンピューターに関する以下の必須情報を入力します。
- 「コンピューター」
- 次のいずれかのオプションを使用して、クライアント・コンピューター名を入力します。
- クライアント・コンピューターのホスト名のリスト。
- クライアント・コンピューターの IP アドレスのリスト。
- クライアント・コンピューターの IP アドレス範囲。
192.0.2.1-20 - ユーザー名
- 接続に必要なユーザー ID。例えば、Windows システムでは管理者、Linux システムでは root。
- パスワード
- クライアント・コンピューターのユーザー ID に関連付けられたパスワード。
注: 「コンピューター」テキスト・ボックスで、各行の末尾で Enter キーを押すことで複数の行を指定できます。注: 行ごとに、クライアント・コンピューターに関連付けられた特定の資格情報を入力できます。 - (オプション) 「詳細設定の表示」チェック・ボックスが選択されていない場合、選択します。詳細設定は汎用で、すべてのクライアント・コンピューターに適用されます。
- (オプション) 名前/値のペアの形式で、適用対象の各クライアントにカスタム設定を追加します。
- (オプション) 適用対象のクライアントがプロキシーを介して通信する必要がある場合、次の情報を指定することでプロキシー接続をセットアップします。
- アドレス
- プロキシーに到達するために使用するホスト名。
- Port (ポート)
- プロキシーと通信するために使用するポート。
- ユーザー名
- プロキシーが認証を必要とする場合に、プロキシーで認証するために使用するユーザー名。
- パスワード
- プロキシーが認証を必要とする場合に、プロキシーで認証するために使用するパスワード。
- 「アクションの実行」をクリックします。
- 「対象」タブで、1 つ以上のデバイス (クライアント適用ツール・インスタンスをインストールしたターゲット・コンピューター) を選択します。
- 「OK」をクリックします。
- Fixlet のステータスおよび終了コードを確認します。終了コード 0 は、成功ステータスを表します。
注: Fixlet を実行する場合、Fixlet の「説明」タブで選択したオペレーティング・システムによっては、プラットフォーム固有のパッケージが BigFix サーバーでキャッシュされ、クライアント適用ツールのインストール先のクライアント・コンピューターにのみダウンロードされます。パッケージは、見つからない場合に限りダウンロードされます。これらのパッケージは、Fixlet を実行するたびに上書きされません。
注:
BigFixクライアントの以前のバージョン (9.1 および 9.2 など)、または「クライアント適用ツールを使用した BigFix クライアントのインストール (Install BigFix Clients with Client Deploy Tool)」 Fixlet を使用してインストールされたクライアント適用ツールのバージョンより前の他のすべてのバージョンを適用する場合、ローカルにインストールされたクライアント適用ツールのユーザー・インターフェースが機能しなくなる可能性があります。
この既知の問題は、Fixlet によって適用されるバージョンに置き換えられる BESClientsCatalog.xml ファイルのレベルが原因で発生します。この既知の問題を解決するには、手動で Fixlet を再実行して最新のクライアント・バージョンを適用します。これにより、最新の有効な BESClientsCatalog.xml カタログ・ファイルが再度置き換えられます。
クライアントを適用するには、ローカルにインストールされたクライアント適用ツールのユーザー・インターフェースではなく、Fixlet を使用することを強くお勧めします。