レポートのセキュリティー・ポリシーを有効にする

Web レポート・コンポーネントで、「EnableCSPHeader」という新規オプションを使用すると、カスタム・レポート・セキュリティーを向上させることができます。EnableCSPHeader の値タイプは、REG_DWORD や他のタイプではなく、ストリング値の場合は REG_SZ にしてください。

このオプションを「1」に設定すると、外部コンテンツがページに読み込まれなくなります。

BigFix バージョン 11 のフレッシュ・インストールでは、「EnableCSPHeader」オプションはデフォルトで「1」に設定されます。バージョン 11 パッチ 1 にアップグレードするときに、オプションがまだ追加されていない場合は、デフォルトで 0 に設定されます。

有効にするには、以下の手順を実行します。

Windows システムの場合:

  1. BES Web Report Server サービスを停止します。
  2. Regedit を実行します。
  3. Windows レジストリーの以下の下にオプション
    EnableCSPHeader = 1
    を追加します。
    HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\BESReports
  4. BES Web Report Server サービスを再開します。

Linux システムの場合:

  1. コマンド service beswebreports stop を実行してサービスを停止します。
  2. /var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config ファイルを開きます。
  3. 以下のように、[Software\BigFix\Enterprise Server\BESReports] セクションに、EnableCSPHeader オプションを追加します。
    EnableCSPHeader = 1
  4. コマンド service beswebreports start を実行してサービスを再始動します。