SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol) の構成

BigFix MCM は、SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol) による、証明書の管理と証明書ベースの認証をサポートしています。SCEP を使用すると、すべての MCM 管理対象デバイスに証明書を最も速く安全にプロビジョニングできます。SCEP により、IT 管理者はエンドポイントへの証明書の発行を自動化できます。これにより、暗号化を介して企業の Wi-Fi、VPN、および安全な電子メールへのアクセスを提供できます。

前提条件

MCM 3.0 にアップグレードする

MCM v3.0 では、SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol) を使用して証明書ベースの認証を実行できます。これにより、オンプレミス・インフラストラクチャ内のデバイスを管理できます。この機能を使用にするには、MDM サーバーを MCM v3.0 にアップグレードします。

ネットワーク要件

NDES サービスとお使いの環境でサポートされるインフラストラクチャ間で通信するために必要なポートとプロトコルすべてを許可します。例えば、NDES サービスをホストするコンピューターは、CA、DNS サーバー、ドメイン・コントローラー、場合によってはお使いの環境内の他のサービスやサーバー (Configuration Manager など) と通信する必要があります。

デバイスは SCEP サーバーに直接アクセスし、証明書を生成します。これにより、デバイスから SCEP サーバーと通信できます。必ずしも、SCEP サーバーから MDM に接続できる必要はありません。

TCP ポート 80: SCEP は TCP ポート 80 で機能しますが、標準外の TCP ポートでも機能します。SCEP ベースの登録は、トラストポイント・モードで構成します。TCP ポート 80 は、SCEP に使用するデフォルト・ポートで、登録コマンドを使用して構成されます。