MDM サーバーで SCEP の機能を使用するように構成する

SCEP を構成するには、Fixlet ID 203 をデプロイします。Configure Settings for SCEP functionality on MDM Server

About this task

BigFix Modern Client Management サイトで、Fixlet ID 203 Configure Settings for SCEP functionality on MDM Server をデプロイするには、以下の手順を実行します。

Procedure

  1. Bigfix コンソールにログインします。
  2. ドメイン・パネルの「Fixlet とタスク」アイコンを開きます。
  3. 検索バーに、「Configure Settings for SCEP」と入力します。
  4. Configure Settings for SCEP functionality on MDM Server という名前の Fixlet を選択します
  5. 「記述」タブで、必要な情報を入力します。

    • SCEP URL: 対応する SCEP サーバーから証明書をダウンロードするために Windows クライアントが到達可能な URL を構成します。例: http://scep.example.com:8080/certsrv/mscep.dll/
      Note: 現在、BigFix MCM は SCEP サーバーとして NDES をサポートしています。NDES の構成の詳細については、BigFix Wiki のドキュメントで「NDES サーバーを構成する」を参照してください。
    • SCEP 管理者 URL: SCEP を呼び出すためのチャレンジ・パスワードと CA サムプリントを取得するための URL。例: http://scep.example.com:8080/certsrv/mscep_admin/
    • チャレンジの有効期限: ワンタイム・パスワードです。Fixlet で、「チャレンジの有効期限」の値は、NDES サービスでの構成に基づいて設定されます。
      • デフォルトの設定で NDES を構成する場合は、Fixlet で、「チャレンジの有効期限」を 0 に構成します。これにより、「チャレンジの有効期限」は 60 分以内に 1 回利用可能になります。MDM は毎回、新しいパスワードを要求します。
      • NDES の設定を「期限切れなし」に構成してパスワードを再利用するようにするには、Fixlet で「チャレンジの有効期限」を -1 に構成します。これにより、パスワードが期限切れになることはありません。MDM は 1 回パスワードを要求し、次回以降の利用のためにパスワードがキャッシュされます。
      • NDES の設定を「チャレンジの有効期限」の時間 (分単位) で構成するには、Fixlet で、NDES の設定と同じ整数値 (分) で「チャレンジの有効期限」を構成します。これにより、構成した期間にわたりパスワードがキャッシュされます。その期間を経過すると、新しいパスワードが要求されます。

    • サーバー・タイプ: 「NDES」と入力します。
    • サーバー・ユーザー: SCEP 管理者ユーザーのメール・アドレスを入力します。例: ndesadmin@mcm.bigfix.com
    • サーバー・パスワード: SCEP 管理者ユーザーのパスワードを入力します。
    • SCEP ポリシー:
      • NA - 適用不可。このオプションは、SCEP を無効にする際に使用します。証明書の配信に SCEP を使用しない場合は、このオプションを選択して SCEP を無効にし、他のパラメーターはすべて空欄のままにします。SCEP ポリシー・タイプを「N/A」にすると、他のすべてのパラメーターはチェックされません。
      • PROXY - このように構成すると、プロキシーを介してエンドポイントからの SCEP 証明書要求が送信されます。
      • DIRECT - このように構成すると、SCEP はインターネットからアクセスできるようになり、エンドポイントはすべて、SCEP URL に直接アクセスして証明書を要求します。
      Note: SCEP ポリシー・タイプが「PROXY」または「DIRECT」の場合、Fixlet のデプロイに進むには、パラメーターすべての値を入力する必要があります。
  6. 「アクションの実行」をクリックします。
  7. 「ターゲット」タブで、MDM サーバーを選択します。
  8. 「OK」をクリックします。